「どうしたの？」と聞くあるじさま
巨女人外さんは『あるじさまがしたかみ、なくなった、あいつらがきった、あいつらのせいでなくなった、あいつらの、あいつらのせいで、あるじさまがしてくれたのに』と嗚咽混じりの返答をした
「例え髪が短くなったって変わらず可愛いよ...？」とあるじさまは言うが
「ちがう、かわいくない、あるじさまががんばって、してくれた、かわいいかみがない、かわいいがないから、あたしはかわいくない、こんなの、こんなのかわいくない、かわいいがなくなった」と否定
あるじさまは悩んだ末「見ててね」と言い近くにあったナイフで床に着く程の長く艶めいた銀髪を切り落としす