アメリカンカープラモ・クロニクル第45回 「ブロックバスター」の時代のカープラモ それは「メディアの中の存在になった自動車をモチーフとして商売をすること」で、競技車両キットと異なる点は多くても事情は似通っていた 変化していく「消費の動機」と向き合い「外部化された動機の中心」と歩調を合わせて企画・流通をすることを余儀なくされた老舗カープラモメーカーは望むと望まざるにかかわらず、変化の時を迎えていた そんな中飾り気のない白い箱に収められ、個数限定で送り出されたキットがあった それは額に印を持つ者に、自らがそうだと思い出させる呼び声のようであった…という物語

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