本日はシアターコモンズのルネ・ポレシュ「あなたの瞳の奥を見抜きたい、人間社会にありがちな目くらましの関係」に参加。「観客自身が声に出して体現するリーディング・パフォーマンス」ということで、車座に椅子を置いて座り、トランプのカードを引いて担当を決め台本を読んできた。こういうややこしい作品は、文字で目に入るとホントありがたいし、各人が順番にゆっくり口にだして読むことで、一言一言考えながら読めたのは助かった。途中で寝転んだり、ラジオ体操やったりすることで緊張を取ると共に、自分の「肉体」としての存在を意識する機会を作っていたんだろうな。
Comments
私たちが「心の内」と思っていることは、「外」の他者との関係で生まれていること、なんだろう。いろいろ学んだことを内面化した結果として生まれたものは、どれだけ「自分自身だけの「内」」から出たと言えるのか。「普遍的な感情」という欺瞞。
まぁ、あれこれ考えること自体が楽しさ、という作品なのでしょう。今回は途中で原さんたちに質問できる時間も設定されていて、皆で一歩一歩すすめていく感じが楽しかった。