相手が人でも動物でも、愛すれば愛するほど、積み重ねてきた思い出が多ければ多いほど、喪失の悲しみと辛さはより深く、重く心にのしかかる。

他者を愛する心を持たない人は幸せなのかもしれない、と思う時もある。
それでもやはり、喪失の苦痛以上に、愛した時間は、幸福とかけがえのない思い出を与えてくれる。
悲しみさえもが、自分の人生を豊かにしてくれる。

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