毎日大量の卵を孵化機にセットし、毎日数万羽を孵化させます。孵化が遅いごく一部は廃棄。そうしなければ効率よく回転できません。

孵化していない卵で一杯になったバケツの表面には、今から孵化しようと殻が少し割れている卵や、動いている卵がありました。孵化したばかりで体を濡らしたままもぞもぞと動いているヒヨコもいました。

バケツの底のほうからは、わき立つようにヒヨコのピーピーと言う声が聞こえていました。

このような処分方法は惨いと上司に伝えると、「どの会社も同じやり方だ」といわれました。せめて頚椎をはずして殺してからバケツに入れてはだめなのかと聞くと、時間のロスになるともいわれました。

#工場畜産

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