自治医大や地域枠の学生は奨学金を渡して、大体卒後9年間は地域の指定された病院で研修・勤務しなければならない。自治医大や地域枠は地方の医師不足問題を解消するために導入されている。
今回のように地域枠を離脱した場合、損害金(違約金)を消費者契約法の利息を超える10%もの利息をつけて、奨学金と共に一括での返済を求められる制度設計になっていることが問題だろう。ここ数年、地域枠は拡大しているが、今回のような法廷闘争が増えてくると思われる。
「無知な受験生を囲い込む、悪魔のような制度」自治医大の修学金貸与制度巡り卒業生の医師が提訴
https://www.ben54.jp/news/2020

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