人の心と選択を信じないのはタリアの件とクルーゼの存在が理由みたいなので、クルーゼが世界に絶望すると同時にどういう結果になっても満足して死ぬ所まで行き着いていたのを、生まれの悲劇と世界への復讐心の所までしか見ていなかったから、生まれ自体のみならずその死すらも『選択に失敗した』結果だと認識したみたいで・・・パトリック経由で知り合って仲良くなった間柄でも結局は本質を理解出来ていなかったんですよね
実際のクルーゼは呪詛を吐き尽くした後はもう自分の生死も世界の行く末さえもどうなろうが納得して終われる勝ち逃げ状態だったのに
実際のクルーゼは呪詛を吐き尽くした後はもう自分の生死も世界の行く末さえもどうなろうが納得して終われる勝ち逃げ状態だったのに
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しかも仕事のみならず遺伝子適合という点でも結婚相手を勝手に決められ、あてがわれるって……まんま自分が負った傷を他人に及ぼしてるじゃねぇかと……
まぁ言うてクルーゼも友人と言いつつ心を開いてない辺りがただのビジネスパートナーの域を出なかった結果でしかなく……両者とも個人感情拗らせた事で若者達にあってはいけない十字架背負わせた罪は深いぞコノヤロウですけど……
一方で自分の任期が終わる前且つレイが死ぬ前にプランを確立して、息子同然であるレイに戦争のない世界を見せたかったという希望の側面もちゃんとあったのにそのレイに否定されれ撃たれたから最期は仕方ないかと思ったのだそうで・・・
一応ちゃんと友人ではあったらしいんだけどクルーゼは(寿命が残り少ない実感もあったので)最初から種での黒幕ムーヴする覚悟を決めてたから死に別れる運命だったし
ただ、それを肝心要である相手には伝わらなかったと……。
……こういう点でもパトリックと似た末路辿ってる
但しやってる事がどう転んでも無理心中やないか!って話ですね……
まぁ寿命近いし希望にも絶望にもなり得るNJC横流ししたりしてどうなるか見たいだとか、ムウと決着つけられるならそれもいいかとか、そっちがダメでもキラに呪詛かけておくかとか色々やった上でどれがどう転んでも納得するは流石にズルい・・・仮に希望に満ちた終わりでもそれはそれで満足して浄化されるとか無敵過ぎる
寿命や生い立ちの問題さえ無ければこれほど頼もしい人いなかったんだなと……
ホント生まれさえまともなら・・・テロメアが短くて寿命が絶望的な以外正直滅茶苦茶有能ですからね