『テヘランのすてきな女』金井真紀

「女性・命・自由」運動に参加した女性たちや、性暴力被害者のため闘う弁護士やコロナ禍でICUを担当した看護師、女子サッカーのイラン代表監督など多種多様な職業の人たち、イランへ逃れてきたアフガニスタンの人々、クィアの若者たちなど、2023年に訪れたテヘランで出会った様々な人たちを絵とともに紹介する、軽やかだけどものすごく温かくて力強いエッセイ。

女性の入浴施設であるハンマームや、金曜恒例ピクニックへの参加など、イランでの様々な体験が書かれたコラムも必見です。

『傷ついた世界の歩き方』より後のテヘランでの変化(ヘジャブ着用への警察の対応緩和など)も分かります。
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