『わたしの人生』ダーチャ・マライーニ/望月紀子訳

1943年、イタリアのファシスト政権への忠誠を問われた際に「ノー」と答え、両親と妹たちとともに名古屋の外国人強制収容所に抑留された日本育ちで当時7歳だった著者の、終戦までの2年間の壮絶な体験の回顧録。

ダーチャ・マライーニさんのことは以前の来日の時に新聞で読んだことがあったけれど、本書で初めて知ることも多く、過去に日本で起きたことを自分が「知らない」でいることについてずっと考えている。
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