鳥山石燕「画図百鬼夜行」より

「赤舌(あかした)」です

黒雲を纏った巨大な獣の様な姿の妖怪で

頭部と前脚以外は黒雲に隠れて
形が分かりません

名前の通り
大きな舌が目立ちます

原本に解説文がなく
詳しい性質は不明ですが

水門とともに描かれていることから
水に関連した妖怪である、という解説がされていることが多いです

陰陽道で凶日とされる
「赤舌日(しゃくぜつにち)」と関連するという考察もされています

原本である「画図百鬼夜行」以外複数の絵巻物等に
その姿や
この妖怪に酷似した妖怪の姿が見られます
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