木村紅美『熊はどこにいるの』(河出書房新社)、むちゃくちゃよかった…。家も名前もわからない子どもがショッピングモールで保護される発端から、子どもとつながりのある4人の女性の視点で過去と現在を行き来して語られる、正に帯に書かれているような「止まらない余震のような小説」。
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〝テレビは、ノルシュテインとかの良質なアニメ以外、見せないで育てようって決めたよね、とアイに詰め寄った。〟はちょっとツボでした。
https://www.youtube.com/watch?v=t6rsc3nJ24k&t=487s