「名もなき者」見てきました。
天才の孤独を描いているけど、同時に、彼についていけない人たちの悲しみを描いた話でもあり、本人も別に置いて行きたくてしてるわけじゃない、その噛み合わなさやるせなさが全体にあってその辺がすごくよかった。
「(人々は)いつも創作の秘訣を聞いてくるけど、そこには必ず「なぜ自分には書けないんだ?」という問いがある」的なことをボブ・ディランの台詞として言わせていたけど、もちろん彼にとってみればそんなこと俺に聞かれても…なわけだしね。でも観客の大半は「書けない」方の人間なのだよ。
最後に彼を見送るエドワード・ノートンの表情が素晴らしくよかった。モニカ姐さんの歌にも痺れました。
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