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58 days ago
政略結婚して、子どもを設けることが理由だからと自分からマレに迫ってさっさと産んで祖国に帰りたいレと(子ども置いて帰る点については考えないようにしてる)、真実の愛がなければ子どもが出来ないことをレに言えないでいるマレ。二人の間にきっと子どもは出来ない。谷は世継ぎを求める声を鎮めるための時間稼ぎとして単に釣り合いが取れるレを求めたし、草原は谷との同盟関係に加えて体よくレを追い出したかっただけだから。レだけが帰れると思って、帰ったらやりたい政策があるのだと計画を立てて、マレと閨を共にする。
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57 days ago
レは中々子どもができないことに次第に憔悴してくし、それでもマレと寝ようとするから、とうとうマレも耐えられなくなって真相を明かしてレが国に帰ることは叶わないのだ告げる。身を削るように関係を求めるレにその必要はないのだという意味だったそれは、レにとっては己が草原から見放されたことを意味していた。変える場所はなく、今まで準備していた計画もそのための努力もマレとの閨ですら、意味のない、無駄なことだと。だったらなんでお前は拒まなかったのだとマレに吠える。マレは知っていたくせに。レはその夜、嫁いできてから初めてマレを拒んだ。惨めだった。
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56 days ago
久しぶりの一人寝となったマレはレに突きつけられた言葉に動揺していた。拒まなかったし、拒む必要も感じなかったし、むしろレとの行為に喜んですらいた。閨は単にこなさなければならない役割だと思っていたけれど、レとの間に子どもが出来ない以上、意味のない、レに負担を強いる行為でしかないことをマレは知っていたのに。あの喜びはどこから来たのか、憔悴していくレを放っておけなかった理由は、一人寝しているまさに今感じているこの寂しさはいったいなんなのか。分からないままマレの夜は更け、同じく一人で眠るレがどうしているのか、次第に考えはそればかりになっていた。
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55 days ago
数日後、落ち着いたレはマレの部屋に現れて状況を整理する。ショックを受けていたようだが疲弊した心身を休ませたことで眼光は以前の鋭さを取り戻しており、そのことにマレはホッとしていた。この婚姻でレに求めらた役割は子をなすこと、それを果たせれば祖国に帰れること、けれど二人の間では子をなす条件が成立しないこと。「じゃあ何をすればその【真実の愛】ってやつになるんだよ」「…まて、まさかお前」「正攻法でしかクリアできないっていうならやるしかないだろ」レによる離婚RTAは続行らしい。
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