世界があまりにも長い間、米国とそのほぼ寛容なリーダーシップを利用してきたというトランプ米大統領の不満は間違っていない。日本がまさにその典型だ。日本は保護主義的な通商政策を進めながらも、米国の安全保障の傘の下で守られている。だが、この不公平を是正する上で必要なのは、強力な新政策だけではない。的を絞った繊細な外交が必要だ。

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