『マッドハイジ』を観た。
ええと、チーズで独裁を図るジャージにサンダル姿の独裁者に家族を殺された少女ハイジの復讐の物語です。投獄されたハイジは女囚物の定番通りに脱獄し、定番通り大自然の中で師匠からカンフーを学んだりするわけですよ。やっぱり、品行方正である児童文学的なものは、中二的な露悪妄想を誘発しやすいのですよね。プーさんとか、あのネズミとかね。
ええと、チーズで独裁を図るジャージにサンダル姿の独裁者に家族を殺された少女ハイジの復讐の物語です。投獄されたハイジは女囚物の定番通りに脱獄し、定番通り大自然の中で師匠からカンフーを学んだりするわけですよ。やっぱり、品行方正である児童文学的なものは、中二的な露悪妄想を誘発しやすいのですよね。プーさんとか、あのネズミとかね。
Comments
いわゆる馬鹿映画の愛らしさってのは、ジャンルへの愛情というか「オレ、これが好きなんだよねえ」っていうのが透けて見えることが大事ですね。そういう意味じゃあとても愛らしい映画なんですけど、と言葉尻を濁すのは、ハイジとペーターのベッドシーンから始まったりして期待させるんだけど、最後の最後までエロもグロも馬鹿もほどほどなのですよ。さすが中立国(関係ないか)。そしてチーズ・アルペンホルン・時計・傭兵・マッターホルンとスイスあるあるを律義に消化していきます。スイスの民族衣装を改造した戦闘服はなかなかかっこよかったっす。
わたしは面白かったけど、人には薦められないかな。