嘉之介さんとゴジラの展覧会見てきたんですよ。写真はキングギドラだけど。
会場には2000年代のゴジラで使われた実物の着ぐるみ飾ってましてね。これがけっこうデカいんですよ。思ってたよりデカいんです。
なんせ劇場のスクリーンで見るよりデカく感じるんですよ。
これって映画として大問題ですよね。
会場には2000年代のゴジラで使われた実物の着ぐるみ飾ってましてね。これがけっこうデカいんですよ。思ってたよりデカいんです。
なんせ劇場のスクリーンで見るよりデカく感じるんですよ。
これって映画として大問題ですよね。
Comments
いわゆる「平成ゴジラ」までは百歩譲って片目をつぶるとしても、2000年代以降の造形物の造形的解像度がすげえ低い。
言うたら玩具売り場で売ってる怪獣のソフビ人形。あれを2メートルの大きさに拡大したってイメージのスカスカっぷり。
体表に刻まれた「肌理」も浅くてなんの陰影も生まないのっぺり具合。
昭和時代はまだしも、SFX全盛の2000年代にこれはねえだろと。
海外基準に照らしてどうよと。
手作りの味とかそういう話じゃねえだろと。
そりゃ手作りの特撮は大好物ですけど、ミレニアムゴジラとかファイナルウォーズとか、もう見てて恥ずかしいんだもんペラペラで。
だから今回「そいつら」をこの目で確認できてすげえ納得できたんですね。「シン・ゴジラ」や米国の視覚効果が「4K8K」なら、「あいつら」はSD解像度なんだもの。こんな造形じゃ画面映えしねえよって。
言うたら造形担当者の腕前だったり裁量権だったり色々あるんでしょうけどね。
だから私、そのガメラこさえたHさんが作るゴジラっての、観てみたかったですね。かなりヤバいもんになったと思いますよ。
実際オファーあったけど色々あって消えたって噂ですが。
なんかこう、面白かったけどフラストレーション溜まる展示だったなあ。
まじで酷いよ、平成版のヘドラとかラドンとか。笑うよ。
贔屓目なのもあるけど昭和期の造形は大好物ですよ。今回展示されてたキングギドラとか感涙ですよ。
当時のものって資材的素材的にどうしても「荒削り」になってるけど、手探りだった時代に最高の回答を叩き出してると思うのよ。