『死の都』@びわ湖ホール。栗山昌良演出がなぜ歌手を無闇に動かさないのか。それは舞台における「リアル」とは何か、という問題と繋がっている。『三文オペラ』では納得できなかったが、今回は一定の説得力を持ったのは、ひとえに音楽の力によると思われる。特にマリー/マリエッタを歌った #森谷真理 は驚くべきパフォーマンス。今、日本でこの役をこれほど歌える歌手は他にいないだろう。照明、舞台装置、衣裳など紐解くべきものの多い、実り多い舞台だったと思う。レビューは #美術展ナビ さんに掲載予定。

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