トランプのゼレンスキーへの対応を見てそりゃないよという反応が多々流れてきており、シオニズムに好意的ではない自分も確かにあの対応はひどいなと思いつつ、この反応はたぶん1895年の三国干渉の時の西洋諸国の建前と本音の違いを見た時の徳富蘇峰らの憤りと感情的には連続してるんだろうとも思った。

それまで議会制民主主義・平民主義を肯定していた、左派的でさえあった蘇峰は、三国干渉への憤りを経て国権論と対外膨張を擁護する国家的知識人へと変貌したが、欧米が信用ならないことなんて黒船が来てからずっと変わらないんだから、今まで左にいた人が今回の件で憤って右に、ということがないことを願う。

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