幼い弟が魔王にさらわれてしまった。魔王なんて大人は誰も信じない。途方に暮れていると弟の公園友達の幼児たちが次々と武器や道具を貸してくれた。空飛ぶ三輪車、変身の杖、炎の剣、喋るぬいぐるみ。こどもだけの魔法。「気をつけて。お姉ちゃんは、これが使えるぎりぎりの歳だよ」

#140字小説
再掲です

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