2024年発売でもなんでもないが、今年読んで面白かった本。
①『なぜ私たちは友だちをつくるのか』。群居して身を守ってきた人類にとって、「孤立」は強い危機シグナルをもたらす。恋人や家族のみならず、人は「150人くらいの友達」を頼っている。それはなぜ?を説明する一冊。
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①『なぜ私たちは友だちをつくるのか』。群居して身を守ってきた人類にとって、「孤立」は強い危機シグナルをもたらす。恋人や家族のみならず、人は「150人くらいの友達」を頼っている。それはなぜ?を説明する一冊。
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『ニューロダイバーシティの教科書』。年齢やジェンダー、出身地以外にも、人には発達特性や神経特性に幅がある。現代の社会は、例えば「朝起きれる」「集団に属せる」といった特定の発達特性を持った人を自明視してしまいがち。社会、学校、職場への包摂を問う一冊。
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『パーソナリティのダークサイド』
サディズム、ナルシシズムのほか、(目的のために手段を選ばない)マキャベリズム、(自分が損をしても相手を傷つけたい)スパイトなど、人の性格特性のなかのダークサイドについて解説した一冊。人を笑うためでなく、理解のために。
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友情について分析した心理学研究を網羅的にまとめた一冊。人は一般に、年齢、ジェンダー、社会階層などが類似している友人を作りやすい(ホモフィリーの原理)。だがその戦略には、性格特性などによる差異も。職場の仲間やペットまで幅広く分析。
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『人生後半の戦略書』
津田大介氏のポストを見てこっそり購入。推論、目新しいものに飛びつくなどの「流動的知性」は40代がピーク。だが、経験の参照、後輩の指導など「結晶的知性」はその後も伸びる。知性を単線で捉えない分析が面白い。自己啓発書を擬態した科学本。
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『ATTENTION SPAN(アテンション・スパン) デジタル時代の「集中力」の科学』
マルチタスクとは、実は「並列思考」ではなく「切り替えの速さ」であるが、現代は人にマルチタスクを要求し続けるくせに、集中を妨げる刺激も溢れている。現代人、デジタル疲れやばい。
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