『バンド・ワゴン』見終わった。ヴィンセント・ミネリ監督の1953年作。落ち目のミュージカル映画スターがニューヨークに招かれ、若手と衝突しながらブロードウェイ公演を…というバックステージもの。フレッド・アステア主演。昨夜『テンション』を見て、踊るシド・チャリシーを見たくなったので鑑賞。
名作の誉れ高いものの、むか~し見たときは正直さほど面白いとは思えなかったが、歳とって色々と見た後だと、あちこち「あ、そうか」と納得。主人公の衣装がオークションで二束三文でも売れないのが、演じるアステアのキャリアと重ねたギャグだとか、昔は全く判らなかった。
名作の誉れ高いものの、むか~し見たときは正直さほど面白いとは思えなかったが、歳とって色々と見た後だと、あちこち「あ、そうか」と納得。主人公の衣装がオークションで二束三文でも売れないのが、演じるアステアのキャリアと重ねたギャグだとか、昔は全く判らなかった。
Comments
「ザッツ・エンタテインメント」の初出がこれだというのも覚えていなかったし、ショービジネス業界もののストーリーも、子供の頃の自分には退屈だったかも。今回再見して改めて、アステアとチャリシーの公園でのダンス場面が素晴らしいし、レビューからエンタテインメント讃歌へと至るラストも良い。