君がどうしても欲しいからとお小遣いを貯めて買ったオッチンのぬいぐるみ。
学校の送迎のときや、出かける時も大体、持ち歩いてる。
それを微笑ましく思う。

そのくせに、パパ寂しそうだからと寝る時に私に渡してくる。

ありがとうね。

忙しくなってきて、仕事ばかりしていて、遊んであげられないのに。

君はいつだって優しい。
そして、いつだって出来の悪い父である私を愛してくれている。

眠りが浅く短い私は、オッチンがいなくても寂しくはないよ。

だけど、君たちが大きくなって親離れをしたらきっと寂しくて泣いてしまうだろう。

願わくば。

また明日も君たちを無事に学校に送り届ける時間を下さい。

Comments