伊藤詩織さんの映画の件に関しては、私はそもそもホテル側に映像使用を拒否する権利があるのか疑問に思っています。
そもそも映っているのは伊藤詩織さん本人と加害者であり、加害に関わる重要な映像を、被害者が使用を求めた際に拒否する権利が本当にあるのか、という道義的観点からの疑問。
そして道義的以前に、映像を記録しているメディアの持ち主と、そこに写っている人の権利はどちらが優先されるべきか、という問題でもある。
そもそも映っているのは伊藤詩織さん本人と加害者であり、加害に関わる重要な映像を、被害者が使用を求めた際に拒否する権利が本当にあるのか、という道義的観点からの疑問。
そして道義的以前に、映像を記録しているメディアの持ち主と、そこに写っている人の権利はどちらが優先されるべきか、という問題でもある。
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「左翼の内ゲバw」みたいなことを言ってるネットのバカはなんもわかってないから相手にせんでよいと思っていたがなんか例の映画の映像無断使用について左派系新聞でも見解がザックリ割れてるらしく沖縄タイムスは「ホテルは使用許諾を与えないなら性犯罪に加担したことになる」というすごい見出しの記事を出していて…だから、そういうことをやると「じゃ最初から関わるのやめとこ!」ってなるとこが出てきて被害者救済の妨げになるから守るべきことは守ってくれという話なのだと、これ記者はどの程度理解してるんかな
Comments
https://bsky.app/profile/niwaka-movie.com/post/3liq5vwxoc22c
まず問題となっている映像ですが、これは監視カメラの映像とのことですので、当然ながら私も直接見ていない以上明確なことは言えませんが、映っている人は当該の二人だけではないと考えるのが自然だと思います。すなわちそれ以外の人物のプライバシーの問題がまずあります。
その提供に関しまして、刑事事件であればホテル側は警察または検察の要求に応じて提供したかと思いますが、こちらは刑事事件で不起訴になった事例での民事訴訟ですので、ホテル側としては伊藤さん側弁護士からの提供要請時点で原告・被告のどちらに理があるかわからない、すなわち→
民間企業での監視カメラの映像の扱いに関しては法的に曖昧なところかとは思いますが、少なくとも監視カメラに映っている人がいればその映像は映っている人が所有権を主張できる、とする条文や判例は存在しないと思います。→
この件につきましてはリンク先の記事が(個人のものですが)非常に詳しく参考になりました。あくまでも私の主観的な感想となってしまいますが、偏見のない、事実関係を時系列に沿って丹念に追った記事かと思いますので、よろしければご一読いただければと思います。長々失礼しました。
https://note.com/globe__2016/n/nd369a9d2d415
ただ、根本的な現実との食い違いとして、問題のホテルのシーンはタクシー、ホテルの内装など、伊藤詩織さんと山口以外の映像は改変されて使用されており、意図せず映り込んだ者に対する配慮はされています。また、そもそもホテルの名前自体はすでに判決で明らかにされています。
その上で私が問うているのは道義的な部分であって、法の杓子定規的な解釈ではありません。