「猿の手」について、いろいろ考えていました。
ジェイコブズの「猿の手」では、猿の手の願いは本当に叶ったのか?(超自然的解釈)、全ては偶然だったのか?(現実的解釈)という問題に関しては、どちらとも解釈できるのですが、もう一つ大きな疑問点があって、それが願いの代償についてです。
願いが叶う際に、不幸な形での代償が発生しているのです。一つ目の願いの代償は息子が死んでしまうこと。二つ目の願いの代償は、息子が損壊した体のまま蘇ってしまうこと、でしょうか。それでは三つ目の願いの代償は何なのか?というのが疑問点なのです。

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