もう一度掴めよう、その午後、金色の霞
もう一度纏めよう、このよる、銀色の流れ
もう一度身投げよう、その紺碧が彷徨う地平
もう一度落ち込もう、この漆黒が這いずる孤独
そして再び、その虚しい鏡花に迷乱せよ
そして再び、この儚い水月に眩惑しよう
無き、いずれ裂けべ
忘れ、いつか去れ
黄泉、やがて帰れ
#詩 #自由詩

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