「いや~まさかサモナー殿に転光日を祝っていただけるとは」

ギクリとした。忘れていたのだ。ニコニコと嬉しそうなタヂカラオの顔を見ていると、とてもじゃないが何も言えない。
だが俺も数多の闘いを潜り抜けてきたギルドマスターだ。笑顔を崩す事なく言ってのけてやった。
「お祝いにいう事を一つ聞いてあげるよ」

どうせヘタレだから何もできまいと思って言ったのだったが…

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