ファシストのあほがイキってる時は読書に限るので『市民的抵抗 非暴力が社会を変える』を読み始めたが、面白いし元気が出る。
ここ120年ほどの間に世界で勃発した革命(627件くらい)の暴力/非暴力それぞれの成功(=政府の転覆、独立の達成など)率を示す「革命の成功率」グラフも載ってるので、パワポで上司にプレゼンしよう。
非暴力による抵抗は「ぎょっとするくらい成功率が高い」という。暴力革命の成功率が26%程度の一方、非暴力革命は50%以上も成功。
「これは驚くべき数字である。なぜなら、この数字は、非暴力は弱々しく効果も乏しいが、暴力行為は強力で効果的だという、一般的な見方をひっくり返す数字だからだ。」
ここ120年ほどの間に世界で勃発した革命(627件くらい)の暴力/非暴力それぞれの成功(=政府の転覆、独立の達成など)率を示す「革命の成功率」グラフも載ってるので、パワポで上司にプレゼンしよう。
非暴力による抵抗は「ぎょっとするくらい成功率が高い」という。暴力革命の成功率が26%程度の一方、非暴力革命は50%以上も成功。
「これは驚くべき数字である。なぜなら、この数字は、非暴力は弱々しく効果も乏しいが、暴力行為は強力で効果的だという、一般的な見方をひっくり返す数字だからだ。」
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「抑圧体制は、見かけよりもずっと脆弱な傾向がある。ものすごい力をつぎ込んでいるにもかかわらず、無敵さをひけらかす暴君は、陰では、公に見せているイメージよりもはるかに脆いことを自ら認めていることがほとんどだ。」
最近紹介した他の記事と同じことを言っている。今起きていることは歴史のなかで繰り返されてきた…というより「やり尽くされてきた」ことでもある。
困難な時代にも、世界のどんな場所にも、金と権力を握るあほどもに服従することなく、「市民的抵抗」によって抗い、驚くべき勝利を収めた人々は大勢いた。今もいる。
https://bsky.app/profile/numagasa.bsky.social/post/3lhczaohee22r
非暴力的な「市民的抵抗」が、軍事力、権力、金など、明らかに優勢だったはずの権威主義的な連中による支配を、なぜこうも瓦解させてしまったのか。そこには、「非暴力」という消極的な感じもするワードからは想像しづらい、市民たちのしたたかで高度な戦略があったのだ…という事例を語っていく『市民的抵抗』。わくわく
プロ/アマチュア問わず、グラフィティ、落書き、風刺画、インスタレーション、彫刻、ビデオ投影、そしてもちろん音楽など多岐にわたるアートは、市民的抵抗の中で重要な役目を果たしてきた。
「知識を蓄積する共通の貯蔵庫となり、超越的な言説を強化」してしまう、自分たちに都合の悪い芸術や表現物を、権威主義的なあほどもは、決まって恐れてきた。そして、その恐れは正しかった。
「敵があらゆる時間、あらゆる人びとを支配することはできない、ということを示す方法のひとつは、その人物について冗談をいうことだ。」
「第一に、ユーモア(とくに調刺やパロディ)は、政権によるプロパガンダに直接挑戦し得る。
政権プロパガンダのもともとの目的を損ない、真実を面白おかしく扱って明らかにする。」
権威主義的なあほどもは、自分が笑いものになることを何よりも嫌う。「笑い」がもたらす破壊的な力をある意味よく知っているのだろう。真面目な批判も大事だが、あほにふさわしい嘲笑を贈ることも必要だ。
https://bsky.app/profile/numagasa.bsky.social/post/3laqskdm6pk22
(暴力/非暴力、成功/失敗の線引きには当然グラデが存在するはずなので、このパワポ的グラフもまぁわかりやすさ優先なのだろう、と個人的には思いながら読んでましたが)
https://bsky.app/profile/numagasa.bsky.social/post/3lhgh3paeo22j