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ボードゲーム・3Dプリンタ品・古民家等3DCGなど、いろいろ作っています。 https://pen-and-dice.booth.pm/ ・ボードゲーム 「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」 「卓上ヘボコン、対戦キット」 「百怪夜行」 「かいちん」 「妄想トランプ」 「Block. Block」等 ・3Dプリンタ 「ダイスローラー」 「ダイススピナー」 X(twitter) @pen_n_dice
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Prolific Poster

欧州の木工の建築史を調べ始めて初っ端から、ポンペイの遺跡(紀元1世紀)で製材鋸の絵があってぶったまげてる。 竹中大工道具館(竹中工務店)によると、日本だと打割製材からノコギリでの製材に本格移行するのは 13世紀 らしいんだけど… そんなに差があるのか、日本と欧州。

11話まで見て、今更気づいた #GQuuuuuuX 感想。 主題歌で「ぶち抜くプラズマ」と言いつつ、メインウェポンがビーム系なの、少なくない? 緑のおじさん、ジフレド、キシリア ぐらい? (ギャンは一応「槍」扱い) 誰が、誰 (何) をぶち抜くの?

「ハーフティンバー(木骨造)」と一言で言ってもいろんな構造があるし、ちょっと基礎から勉強した方が良いかも。 構造についての書籍はたくさんあるので、ちょっと「西洋木造建築」「ヨーロッパ木造建築」といった本から勉強しますか。 一回休み。

城塞とか寺社仏閣・教会は結構簡単に資料があるけど、「都市の民家」となると日本も欧州も資料が無くなる。 今は戦前のイギリスの業界紙のマイクロフィルムを辿ってる。 昔の刑事もので見たことを自分がやるとは・・・ 良い建築があっても、結構戦争で焼失してるのでなかなか使える資料がない。

中世欧州の民家図面のリンク先リスト、という夢のようなリストを手に入れたので早速身に行ったらことごとく404 Error。 博物館とかのデータって結構リンクが消えるのね… さて、またイチからやり直しか。

「イギリスの水車小屋(Lurgashall watermill)」をBOOTHに追加しました。 水車小屋や粉挽きについての解説を丁寧に書いたので、中世ヨーロッパに興味がある方はぜひご一読下さい。 粉挽きが嫌われていた事は「狼と香辛料」等にもありますが、実際は賤民だったそうです。 pen-and-dice.booth.pm/items/7051083

イギリスの水車小屋 (Lurgashall watermill) をモデリング。 17世紀、近世のもの。 日本の脱穀用水車は構造が単純だけど、こちらはめちゃめちゃ複雑! 機構・製粉・巻上の3階層で、石臼2基が動く構造。 水車も効率の良い上掛け水車が多く、日本に多い下掛け水車はそもそも少ないとか、学ぶことが多い!

西洋の建築モデリング、難しくて泣きそう。 日本の住居はモジュール化されているので、寸法が予測できる部分が多いけど、西洋は壁で支えるから寸法が適当すぎる・・・ こんなに建築の常識が違うのか。 まぁ、勉強にはなる。

やはり西洋中世の家は詳細資料が見つからない…と思ったら 「コロナ時にだけ公式ページで配信されていたVRツアーをYouTubeで解説している再生回数9回の動画」 が見つかった! 探せばあるもんだなぁ。

「中世の窓から」(阿部 謹也) やっぱり阿部謹也さん良い。 中世ドイツ都市の生活、特に職人や女性をはじめ庶民が都市の貨幣経済でどう意識を変えていったかを描く一冊。 一部極論もあるけど、当時の小説や滑稽話の読み取り方解説が興味深いし、当時男女比が女性1.2倍と大きく偏っていた話とか面白い。 江戸で男性比1.15倍で「男余り」が問題になっていたはずなので、15世紀中世都市ってすごい「女余り」だったんだな。 あと最後の「鐘」についての話。 キートンで沈没した鐘の話があったけど、あの背後の精神性ようやく理解できた気がする。 いやー、色々繋がって面白かった。

「チ。」の主人公の一人の職業でもある「代理決闘士」。 決闘の代理は日本の仇討ちでの助太刀のようなもの?と思ってたけど、剣そのものに聖なる力がある、という考え方があったそう。 つまり決闘は籤引きと同じ一種の神託で、「剣で戦う事」自体が目的。 なら代理決闘でも良い、という順序かな。

「ラーメン赤猫」11巻。 自分の作ったモデルを使用いただいた新春特別編「蕎麦屋赤猫」収録。 自分のモデルが紙になるって、やっぱり嬉しいですね。 アニメ2期も期待してます!

ジャンプの新連載「灯火のテオル」、王道のファンタジーながらテンポが良く、今どきで面白いけど、端々でしっかり考証もあって感心してる。 一話で2段になった竈(かまど)が象徴的に出てきたけど、イギリスの中世建築で発見(写真左)。 本当にあるんだ。勉強になる。 wealddown.co.uk/buildings/wi...

昨日から考えてたんですが、万博 "TECH WOLRD" 最後のこのディスプレイ。 非接触タッチスクリーンになってるんですが、何十人も並んで同時に反応するので静電容量式のハズ。でもこんなサイズの物、ある? ベゼルも見えないし、カスタムで作ったならいくらになるのやら・・・ 分かる人、解説お願い! こういう「技術でぶん殴りに来る!」を体感できるのが万博の良さよね!

謎の島、"T"ech "W"orld. 高い山による豊かな生態系や半導体産業の説明を、自慢の高精度プロジェクションで紹介。 「台湾杉の高さは80mにも届き…」 一体どこなんだ、TechWorld... 360°投影はどこもやってるけど、さすがの自前技術で見せ方が上手い。 AI動画・画像が多いのは人を選ぶところかも。

万博昼からサクッと5時間ほどだけ行ってきた。 フランス、「写真に撮ると安っぽくなるけど、実物だと迫力が違う」という実物展示ならではの表現ばかりで、さすが見せ方が上手い! これは現地で見ろ!と強く言えるので良いな。 もちろん、ロダンの彫刻が沢山あるとか、展示としても秀逸。

印刷しても、製本しないとダメじゃん! ということで、印刷機のモデルに「製本台(Sewing tool)」を追加。 ダウンロード済みの方も、既存モデルの修正も行っていますので、再度ダウンロードをお願いします。 (費用は掛かりません) ※写真はモデルにした実物 pen-and-dice.booth.pm/items/6965442

「中世欧州の都市の民家」のモデリングにも挑戦したいけど、外観の写真はいくらでも手に入るけど、図面も少数、内部の資料となると全く見つからない。 日本だと 国会図書館デジタルアーカイブ で色々見つかるけど、これも日本人限定だし、各国似たような感じか。 みんなどうしてんのかなぁ…

活字の作り方。 硬い金属の父型 (punch) から、 柔らかい金属(銅)の母型 (matrix) を作り、 そこから低温で溶ける合金で活字 (type) を作る。 これで活字を「量産」できる (6-8個/分 程度作れるそう) できた活字は背面を整えて完成。 これ全部作ったけど、ニーズあるのか? pen-and-dice.booth.pm/items/6965442

手前のモデルには活版になる合金を流し込んでますが、この部分はbooleanで作り、それを次のステップで取り出しています。 簡単に言うと、実際の合金と同じ方法でモデリングしてます。 そういうことができる程度には正確にモデリング出来ているようです。 完全に自己満足ですが、嬉しい。

活版印刷の手順。 1) 開いた所に紙を挟む 実際は針でズレないように止めていたそう。トンボなどの仕組みは当時から今まで変わらないそう 2) インクを叩きつける インクを付ける人を "beater" といい、この作業が重労働で交代して作業していたそう。ローラーの発明は1815年英国。 3) 紙を畳んでプレスの下にスライドさせ 4) 軸(polar)を回してプレス(印刷)する pen-and-dice.booth.pm/items/6965442

大阪市立博物館の「日本国宝展」行ってきた。 雨なら空いてるだろうと行ったら30分待ち。(普通は1時間以上) 展示物は当然全部超一級品だが、「進んでください!」と言われ続けたのはちょっと… 唐獅子図屏風は有名な右隻より、左隻が個人的に好みと分かったのは良かった(作者が異なる)

「活版の型」もモデリング。 これも、バーゼルの博物館のおかげ。 実物がポンと置いてあるので、組・分解の合計12枚も写真撮ったおかげで内部までモデリングできた。 手で持ったので自分の手を基にサイズも計測。 いやぁ、見つけたときには声が出たね。 pen-and-dice.booth.pm/items/6965442

初期の活版印刷・活字のモデリングが完了したので、BOOTHに上げました。 モデルを触らなくても良いよう、各工程ごとのモデルを並べています。 (印刷機については、いじれる可動モデルも用意) pen-and-dice.booth.pm/items/6965442

印刷機に追加して活字棚をモデリング。 あとは活字を作る道具があれば印刷できる(ぐるぐる)

スイスの印刷博物館にあった初期の活版印刷機をモデリング。 ちゃんと3Dモデルとして稼働するけど、アニメの作り方が分からないので、とりあえずこれで完了。 寸法は測ってないけど、古い図面類や当時の紙のサイズなどから追い込んで作成。 この計算作業の方が時間が掛かった。

「中世ヨーロッパの生活」(Genevie d’Haucourt) 底本は1944年初版、13~14世紀フランスの生活について、庶民・貴族の風習を解説する一冊。 流石に初版が古いので、書かれている内容をどこまで信用して良いか分からない部分があり、読む分には面白いけど、資料に使うには他との突合せが必要な感じ。

「ハーメルンの笛吹き男」(阿部謹也) 初版1974年ながら、今も色あせない名著。 ハーメルンの笛吹き男伝説の真実を、その話を「子供」「笛吹き男」「鼠」それぞれに分解し調べる事で、中世ヨーロッパの庶民、被差別民の生活を紐解いていく。 阿部謹也さんの作品、順に読んでいこうかな。

万博の三菱館、遅くだと予約なしでパッと入れたが、怒涛の企業PRで良い。 「透過ディスプレイ!」 「エレベータ!」 「エスカレータ!」 「LED曲面大型ディスプレイ!」 「建築BIM!」 そして「三菱グループ企業紹介!!」で締め! いいよ、企業紹介はこうでなくちゃ! (内部撮影禁止のため写真無し) ※表向きはフツーに過去から未来を旅する、ってテーマの映像作品 ディスプレイはCG・アニメ・実写を入れて、黒・青ベースと早い動きや色収差の疑似表現とか、完全に「ディスプレイの表現デモ」の要件を満たしているのが上手かった。(見てる視点がおかしい)

日本だと泉があると小銭を投げ込むのが定番だけど、欧州だと橋の欄干に鍵を掛けるらしい。 1枚目はケルン(ドイツ)、2枚目はシュトラスブルグ(フランス)。 ケルンは鍵で欄干が歪むのか、交換前提の造りになってた…

ドイツの本屋でのマンガ・コミック棚。 4階ある大きな本屋での一角なので、面積としてはごくごく一部。左がアメコミ、右がマンガ棚。 他の店舗でも、子供向けのフロアにマンガがあったので、大体扱いが察せられる。 昔に比べると新しい作品の割合は増えてるし、日本と違うラインナップも増えてきた。 ダンダダンは好きだけど、店舗での扱いは欧州の方が大きい気がする。あとONE PIECEとNARUTOは別格扱い。

ドイツに行くたびに「ヨーロッパの原風景ってこんなのかな」と思う風景。 だだっ広い平原に、ポツンと教会の尖塔が見える。 特にドイツは数十~数百軒レベルの村が点在しており、こういう風景は中世から大きく変わっていないと思われる。 (電車からのスマホ撮影なので、汚くてすいません)

今回ドイツ・フランス・スイスの博物館をそれぞれ1か所ずつ回れましたが、どこも写真OKだったのが有難かった。 日本も写真OKが増えてはいるけど、私みたいに資料として使うには写真が無いと厳しいし、説明が仏・独のみだとあとで翻訳にかけるしかないし。 (写真はアルザス歴史博物館)

印刷博物館、当たり前のように初期の活版印刷機があるし、活字づくりの実演とか、紙漉き体験とかできる。 日本だと活字は綺麗に棚に並ぶイメージだけど、少ない活字の種類でとにかく数を使う英語だと、棚はこんな適当な投げ込み方になるのか! こういう所で言語の違いが出て面白かった。

スイス・バーゼルに城壁と水車と印刷博物館がある、と聞いて、飛行機の待ち時間で回れるか寄ってみたら、なんと水車が印刷博物館の一部で、城壁の隣にある、という理想的な状況でじっくり見て回れた。 入場料20CHF(≒3,500円)もするけど、「写真自由に撮っていい」ので大満足! (250枚以上撮ってた)

今回、ドイツの本屋にフラッと入って、ドイツ語分からないのに思わず買ってしまったのがこれ。(5,000円強) アーチの形やレンガの種類、目地の埋め方等が大量に載ってる。 今どき調べるのは難しくないと思いがちだけど、「名前」も分からないと手掛かりが無いので、こういうのは助かる。

帰宅。 一週間ほど、ドイツに出張してました。 今回は時間もあったので週末には観光もしてきたので、少しずつ紹介していければ。 こちらはスイスの本屋のコミックランキング。 ・ジャンプ:7件 ・マガジン:1件 ・サンデー:1件 韓国からは「俺だけレベルアップの件」がランクイン。 ドランゴンボールとワンピースはそれぞれ2件ずつがランクイン。強さが桁違いすぎる。

新教皇が決まったそうですね。 先日、前教皇逝去後の万博イタリア館では、半旗のイタリア・EU旗がうなだれるなか、バチカンの旗だけが力強くはためいていたのが印象的でした。

BOOTHにて、「西洋の家具・工作機械」12種をアップしました。 折り畳みのできる椅子は折り畳み前後、Trestle(テーブル)は分解した状態と組み立て状態など、そのまま使えるようモデルを分けているので、モデル数は12より多くなっています。 pen-and-dice.booth.pm/items/6890801

「数量化革命」(アルフレッド・クロスビー) 西洋における数量化の歴史について、そもそもの数字から暦、貨幣、簿記と数字にできることが世界観(=感覚)の変化に繋がる様子を紐解く一冊。 ギリシャ数字を使い、時間の単位が無い時代には考え方がこう違うのか、と古い資料の見方(=世界観)が変わる。 日本でも時間の進み方の感覚は今と昔で逆(時代劇で「先の将軍」というように、過去が先である)という話があったし、「白髪三千丈」がオタク言葉の過大表現と思ってたけど、数や時間の概念が違うとそういうこともあるのかと感じた。古い資料を見るには、こういう捉え方から違うと思わないといけないんだな。

「西洋の家具・工作機械」をBOOTHにアップしました。 進捗を公開したモデルに加え、ベッドを追加しています。 中世のベッドで引き出し式になっており、サブ(truckle) ベッドで子供も寝られます。召使もここで眠らせていた、とのこと。 このためサブベッドは車輪付きです。 pen-and-dice.booth.pm/items/6890801

天王寺駅から四天王寺は上町台地の南端なので上り坂だけど、その手前に窪みがあって、「これは大坂冬の陣の惣構の堀の跡では?」と思ったら、地名が堀越町で、その北側に堀越神社があったので一人で盛り上がってた。 自分で見つけただけなので、合ってるか分からないけど、街歩きはこういうのが楽しい