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Xったーyon2hiyoko13他色々の中の人。たまにちんあなご(仮名)になる昭和産。レレマスPっぽい事もやってる浅利七海担。招待頂けたので早速触ってみるぞなもし!よろしくよろしく!【開始日:2023/04/26】
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あー、…そういえばそんな事があった……(朧気な記憶

ヤンキー女子とオタクの接近、わたし相川七瀬が愛読書として「絶愛」を挙げた事件を忘れがたいなあ。 全国のオタク女子が椅子から転げ落ちるくらいビックリした案件。

ドラマのスケバン刑事を観てた流れで、花のあすか組!を観て、各々の原作に流れていき、「ドラマと違うじゃねーかコノヤロー!」ってなるまでがセットな感じ。(わりとあるあるでは… 個人的にはドラマから入った人は「花のあすか組!」の外伝から入った方が良いと思う。 そんなん当時は誰も教えてくんなかったからさ…

『花のあすか組!』を読んでた人は漫画ならもう少し前に『スケバン刑事』を読んでたタイプの人も混ざっているし、漫画の動線ではなく東映少女ドラマシリーズを好んで見ていた人も結構多いと思う。

そのへん、オタク当人でも、オタクでありながら作品やキャラを弄る、揶揄うノリみたいなのは80〜90年代あったよな…って、ファンロードやシュミ特大事典のツッコミノリを思い出したり。 そのノリが後の2chノリやジョジョやガンダムネタのネットスラング化にも繋がってるんだろうけど。今、その手のノリが逆に「ウザい」と思われてきてるイマココな感じはある。(企業アカウントの悪ノリが嫌われてるのとかもそういうのが「寒い」と思われてるからなのでは) ファンコミュニティでの振る舞いも、悪ノリより、真面目に観て真面目に語る方が好まれるみたいな。

>Re 気付いたらSpoon.がオタク雑誌みたいになってて驚いた記憶。

ちなみにしょこたんが当時の女子達に与えた影響は2006年2月号のSeventeenからも窺えます ここまでポップでライトにオタク文化を広めた人は今まで居なかったからこれは凄い事だったんよ…

懐かしアニメのアパレルコラボ、galaxxxyのクリィミーマミがやっぱりかなり話題になったよね。 私も出てたやつ大体買ったからね…(買うやろ…

CCさくらグッズ、言われてみれば当時アニメやマンガ追いながら桃矢お兄ちゃんと雪兔さんの関係性をグリグリ書き殴っていたオタク向けというよりも「新人、若手のがむしゃらから抜けて生活も落ち着いた分きらめきが減った気がしてる、幼い頃にさくらちゃんと小狼くんの距離感にキュンキュンしてた普通の女の子たちへ」みたいな気がするな。社会生活は資金稼ぎだと思ってるオタクは放っておいても勝手にギラギラしてるから幼い頃の小さなきらめき取り戻す必然性は無いもんな。

「花のあすか組!」は私の人生の漫画なんですけど、ヤンキー漫画なのか?というと、ヤンキー漫画だけど、私の世代だとドラマから入った人(私だ)も多い漫画というか。 雑誌自体も結構コアな雑誌なので。ヤンキーが読んでたイメージの漫画ってやっぱホットロードとかで。 私が中学入学時に説明会で座った席の机が、ゴリゴリにホットロードの達者なイラストが「彫られまくった(描いてるのではなく、彫ってる)机」だったという。

大塚明夫(生身)のねずみ男、やべぇな……

アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」傑作選4月より放送 新たな舞台も発表され、大塚明夫が父も演じたねずみ男役に https://natalie.mu/comic/news/614831 ◆野沢雅子、戸田恵子ら歴代の鬼太郎声優が傑作選のセレクターに ◆舞台の鬼太郎役は荒牧慶彦、ねこ娘役は上坂すみれが続投 #ゲゲゲの鬼太郎

>どっちの層にも人気だったのがデスノートだった その象徴というか、異なる層を繋げたのがデスノコラだったのかもしれない…

これ、私は97年のエヴァ劇場版以降って新作アニメや漫画にハマるみたいなのなかった(ハマっても過去作とか)けど、らき⭐︎すたが流行った時「これちょっと押さえとかないと今の話についていけなくなるんじゃないかな」って思って見始めたのがあるんよね。 その時期に、初音ミクとか京アニ系アニメが、ドラマや新曲とかと同じフィールドに上がってきた体感は、もう20代だった私でもあったんよね。

セラムン、それまではピアスは恐ろしいモノ、オシャレだけど度胸試し、それこそヤンキーファッション(白い糸伝説とかあった)のイメージがあったけど、真面目な亜美ちゃんですら開けているとか、竹内直子先生がポジティブなピアス語りしてたりするの見て、かなりピアスのイメージが変わったのはある。(私の中で あと、青とか緑とか、マニキュアの色選びの選択肢に普通に入ってきた。(変身シーンの影響 セラムンが変えたものというのは結構ある。

自分の観測範囲だと「ヤンキーがONE PIECEを読んでた」「ギャルがヒロアカを読んでた」あたりが変わり目だった気がする。

ONE PIECE、NARUTOより一歩早く世に出て、初期にぶわーっ!ってオタク女ウケもして、さっさと無許諾非公式商業アンソロジーもバリバリ出たし、壁サーも生まれて「おっこれは新たなビッグジャンルの誕生か?」って感じの熱気があったんだけど、後から出て来たNARUTOがなんかあまりにもオタク女にクリーンヒットしすぎた&オタク女人気よりも真っ当なジャンプ読者&キッズ人気が盛り上がったみたいな空気で、NARUTOの影に隠れちゃった時期があった気がする(※決して人気が失速した、という訳ではなく、なんかNARUTOのオタク女人気がバカ凄すぎて影が薄れて見えた) あくまで個人の当時感じたイメージだけど

この辺の話は世代によって認識が違う事が多いから、私は私で自分の世代で間近に見てきた事を呟いておかないと声が埋もれてしまう…気がした

こうした積み重ねから2005年シンギュラリティが起こる土壌が既に出来上がっていた背景はあったかもしれないけど、私は「携帯からアクセス可能になったサイトの普及」がライト層に影響を与たんじゃないかと思ってるのね。 それに加えてオタク文化がポップにメディアで取り上げられたり、それに乗じたブロガーが地上波に登場したのも大きいと思う。 当時ギャルサーの仲間内でオタク用語を使うのも流行っていたみたいだし。

私もこの現象を同じ教室で見てきた世代なんだけども、個人ブログブームと同時に「アニメやネットにも詳しい」事がイケてるとされる風潮が産まれたのって、確かに2005年の出来事だったのよね。 スクールカースト上位の子が電車男のスレを観るようになったり、当時はネットスラング扱いだった「w」をメールで使ったりするのが流行った。 携帯からネットに繋いで気軽にオタク文化へアクセスできる様になった事や、しょこたんが地上波に出るようになった影響も恐らくあったと思う。

このへんの作家さん達、ゼロ年代末のカオスラウンジあたりの流れの子達かと思ってたけど、そうだよね、むしろこの頃に「生まれた」世代で、カオスラウンジとかあの辺自体20年近く前になるので、それこそもう昔だわ… 韓国のティーン文化が日本に入ってきてる感を感じたの、2016年頃、韓国の女子高生のソックス丈がくるぶし丈で、その後、日本の女子高生のソックスも同じくらいの丈になってきて 「韓国の流行が入ってきてる!」 って思ったんよね。 そのオルチャンメイクはそれよりちょっと前、2010年代前半くらい。

この方とか、相互フォロワーさんにも居るんだけど00年代のネット文化と共に萌え絵柄(主に2000年代中期の絵柄が本人達の間でそう呼ばれて流行っている)を売りにして創作活動をする人達が00年代生まれのサブカル系の子達の間で増えているんだよね。 アニメ絵という点では従来の流れを汲んでいるかもしれないけど、韓国で再発見されて逆輸入的にブームが来た点がこれまでと違って新しいと言うか、面白い文化だなと思いながら眺めてる。 x.com/kaerechan200...

萌え絵、というかアニメ絵が美術系の人達のモチーフになり始めたの、やっぱり90年代後半の、村上隆とか、関西だと西山美なコとかそのへんからなんだと思うんよね。 同人系の人達が漫画絵で作品を作る、ではなく、表現方法としてアニメ絵を選ぶ人達がでてきた。 私の頃「卒業制作でトイレをモチーフにする人必ずいるよね」みたいなのがよく言われてたけど、今はアニメ絵をモチーフにするのがそのへんの流行りというか、定番ネタみたいになってそうな感じはある…

そう言えば今、2000年代っぽい萌え絵(デジキャラットとか)が2000年以降に生まれた美術系の学校出身の子達に人気なんだよね。 2010年代に80年代アニメ絵柄が人気だった頃から10年以上経った事で、また流れが変わったのかなあと思いながら眺めてた。 友人から聞いた話だと、韓国の絵師が先立って日本の00年代萌え絵柄のイラストを描き始めた事がきっかけで日本でも流行り始めたらしい。 80年代のアニメ絵柄も廃れずにレトロkawaiiジャンルとして定着してる事を踏まえると、恐らくこの先00年代の萌え絵柄もジャンルとして定着すると思う。

「古い絵柄」多分今の感覚での古い絵柄って「2000年代の萌え絵っぽい絵柄と塗り方」なんじゃないのかなみたいなのはある。でもそれはそれで「2000年ぽい絵柄」っていう個性がちょっと出てきてはいる。 ダーティペアとからんま1/2のアニメの絵柄とか、あと遊人ぽい絵柄って今、昭和レトロポップみたいになってるよーな。 高橋真琴の絵も、99年頃には再発見されてレトロkawaiiっていうジャンルの名前がついた。 そう「kawaii」は全てをall OKにしてしまう。

前世紀から定義されてきたオタクと、ネトラン厨と、ニコ厨(この辺からもっと細分化する)は別の生物なんだけど、インターネッツがこれらをぜんぶひとまとめにしてしまった結果、なんか知らんが今のオタクは「オープンポジティブでオシャレでコスプレもしちゃって絵も描けてダンスも出来てみっくみくで音楽も出来て3Dモデリングも出来てコミュ強で推しを支える経済力もある」…みたいな「そんなヤツいねぇ」みたいなキメラ化したイメージがあります

このへん、私が中学入学した時、セラムンが大ブームになって、ヤンキー寄り女子のセラムン人気も凄くて、セラムンがイケてるコンテンツになったやつみたいな。 その時期ティーンズロード(ヤンキー雑誌)にもセラムン改造族バイクが投稿されてて。私が初めて「痛車(そういう言葉はまだなかった」を知ったのは、ティーンズロード。

この話、いくらシェアしてもし足りない。何を「イケてる」とするかは、ある日突然、変わる。私の場合は「1989年の二学期から苛烈なオタク迫害が始まる以前は、小学校の教室で漫画やアニメに詳しい子たちは一目置かれていた」であるし、それが別の人にとっては「1997年にスタジオボイスの表紙がエヴァンゲリオンになった」や「2005年前後にオタクシンギュラリティ変異が起きた」や「チビッコ読者でなければ腐女子のものだったONE PIECEがヤンキーのものになった」だったりする。体感としては全部「ある日突然」としか形容しようがない。一般の個人である我々がしつこく「忘れない」「憶えている」のは、すごく重要なことだ。

都内もニコ動がトドメみたいなところはあって、ネットの普及がやっぱ大きいんだろうなあ

まあ同時代でも地方によったんでしょうねとは思う。ちなみに私は新潟でした。 地方まで一般人のオタク化が急速に進むのはやっぱりニコ動以降になるなあと

これは同時代に学生だったりしないとなかなか感覚共有出来ないかもしれないんですけど、2005年ごろになんかあったんですよね、一般人が突然オタクに変異し始めるオタクシンギュラリティが。

「中3から高1にかけてハルヒとヱヴァ新劇とAKBとニコニコに影響受けたスクールカースト上位層が突然変異した」という話は何かにつけて言ってたつもりだったので…

まあやっぱり自分の頃も、オタクはとりあえず頭ひっ叩かれるような空気は残ってたんですけど、そういうことしてた奴が軒並みハルヒになったり、まあ割と描画能力を身につけたり語る能力を身につけた奴が多かったのもあって相互理解も進み、まあ高校生にもなってほんのり猿から大人になってほぼなくなった記憶。