"ティツィアーノは15世紀終わり頃、ヴェネツィアに生まれたイタリア・ルネサンスの画家。依頼者からの注文に合わせ、肖像画や神話画などさまざまな作品を遺した。中でも神聖ローマ皇帝カール五世をはじめ、スペイン王家やハプスブルク家の人たちの肖像画を多く描いている。また故郷ヴェネツィアを愛し、スペイン王からの招聘にも応じず、生涯ヴェネツィアにとどまった。時のローマ教皇や皇帝など有力者とのかかわり、当時のヨーロッパの時代背景をまじえ、大画家ティツィアーノの生涯を描く"

西川和子 『大画家ティツィアーノの歴史物語』
https://www.sairyusha.co.jp/book/b10135907.html

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