下記を含む「裁判官の書斎」シリーズ全5冊を読むと(当該文章は1冊目、https://www.amazon.co.jp/dp/4326450282?&linkCode=sl1&tag=hhasegawa-22)、良質な読書家、倉田卓次がオタク第マイナス三世代(?)くらいに位置する存在であったのが実感できる。というか、90年代の文章では自身で「SFおたく」を称している。オタクにまだ可能性があった時代。
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hhasegawa
倉田卓次は朝ドラ主人公と同僚で、彼女の『追想文集』に「ナイロン・ブラウスがまだ珍しかった頃、ある日それを着てこられた。[…]ブラジャーすけすけのシースルーなので目のやり場に困った」なる記述を残している。追悼文に書くことなのか、と困惑しつつ、沼正三ならしかたないかという気にはなる。
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