今年の104本目は『When Lovers Part』を観た。娘の恋愛に激昂する父と、仲を引き裂かれて気絶する娘、という図はこの時代の映画に繰り返し現れるドラマであり、何が面白いのかはさっぱり分からないが、心を最大限に寛容にして想像するならば、シナリオライターでもあるゴンティエが自らの華麗なる気絶をカメラの前で披露したかったのだろうという事で、現代では茶番として片付けられる芝居に大真面目に取り組む姿は決して嫌いではない。
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