上方落語「青菜」に出てくる「柳陰」は味醂と焼酎を合わせて冷やしたものだが、この語源について考えていて、川端の柳の木陰の下で暑気払いに飲むからだというのが定説らしいが、ふと西行の「道の辺に/清水流るる/柳陰/しばしとてこそ/立ちどまりつれ」にかんけいあるのではと思い、つらつら考えてみると、「み」りん+「し」ょうちゅうを「柳の陰」の「した」で飲む(「し」ばしとてこそ「た」ちどまりつれ)……からだ、という結論に達した(嘘です)。

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