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小説家とか
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上方落語「青菜」に出てくる「柳陰」は味醂と焼酎を合わせて冷やしたものだが、この語源について考えていて、川端の柳の木陰の下で暑気払いに飲むからだというのが定説らしいが、ふと西行の「道の辺に/清水流るる/柳陰/しばしとてこそ/立ちどまりつれ」にかんけいあるのではと思い、つらつら考えてみると、「み」りん+「し」ょうちゅうを「柳の陰」の「した」で飲む(「し」ばしとてこそ「た」ちどまりつれ)……からだ、という結論に達した(嘘です)。

「あなたはもしかしたらやらせひろし先生ですか? あの、超有名な『手のひらを海洋に』を作った? マグロだーってクラゲだーってキクラゲだって……の?」というギャグを削るのはちょっともったいなかったな。

📢おしらせ📢展示内容についてちょっと関わらせていただいた石川県立図書館の企画展「となりのモノノケ」、本日より開催です。5月には地元の妖怪についての講演会もやらせてもらう予定です(参加受付中です)。よろしければ。 www.library.pref.ishikawa.lg.jp/category/spe...

やっぱり書き直しかーっ! アンパンマン→アンパンジー(アンパンの顔をしたチンパンジー) やなせたかし→やらせひろし というのはいかがなものかと思っていたのだが(しかもそれがメインの設定)、結局明日の朝までに全部直すことになった。 最初はやらせひろしが殺人を犯す話にしていたが、さすがにそれは最終的にやめたのだが、それでもまずいということで。 いやー、そらそやわなー。 こういうのはやっていい、やっていけない、というより、やったらあかんけどコソッとやるなら知らんふりをしときます、ということなのです。 すいません、直します、明日の朝までですね、はいはい。

「マッハGoGoGo」の再放送を観てると、「ジャムおじさん」というセリフがやたら多かったので、おおそうか、ジャムおじさんのルーツはここにあったか、と思ってよく聴き返すと「ジャム王子さん」だった。

ものすごくまえに冒頭部だけ書いたら出版社が倒産してそのまま○十年……という作品を、ようやく書けることになったのだが、その「冒頭部」が見つからない。たぶん何代かまえのパソコンのなかで朽ち果てていったのだろうが……参考にしたいと思っていたのに、ないというのは困るなあ。しかし、そんな昔に書いた冒頭部なんかないほうが新しく書き始められるのではないか……あ、今なんかすごく前向きになってる! めずらしーっ。

『ネコノメノヨウニ…』という短編集に入ってる「ヒトリガ」という短篇をわけあって読み返した。たぶん24年ぐらいまえに書いた作品だが、いやー、これはなかなか……エグい。よくこれが「雑誌コバルト」に載ったなあと思うような直球伝奇ホラーで、めちゃくちゃイヤな話でした。この短編集はコバルト読者向けなのに嫌な話ばかり入ってて、フィラデルフィア計画の話とか、ディストピアの話とか……だれが読むねん、という感じで今でも好きです(まったく売れなかった)。

あー、やっと書き上げた。もう間に合わないかと思った。二回も締め切りを伸ばしてもらい、今回はマジぎりぎりだったのだ。去年の11月ぐらいから今まで4カ月ちょっとで2冊。しんどかったです。物理的にも精神的にも。やればまだできるじゃん、と思えたのは大きかったが失ったものも大きかったよなー(健康とか絶対行くべきだったライヴとか……)。このあとも今年はひたすら書かねばならないがちょっとだけペースを落とそう。いつも、こんなに急がされることはないのでへろへろでした。でも、こんなに仕事してるのになんで金ないんじゃーっ。

『十一人の賊軍』を観た。 人生どん詰まりの犯罪者たちが無意味な戦闘に駆り出される話は多々あり、当然娯楽作的カタルシスがありそうだと思うのだが、そういう勧善懲悪的な物語は避けながら話は進行し、でも細部にはいっぱい見せ場があるので155分飽きさせない(つまり面白いんだよ)。でもあまりにも義のない戦いのために、『俺たちに明日はない』みたいなラストしか想像できないが、そこんところも微妙に回避しつつ何段階かにラストを迎えていく。まあ、この映画に『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』的な面白さを求める私が悪いのよ。1/2

5月の土曜日午後、3回に分けて「ファンタジー異世界の作り方」講座を、NHK文化センター神戸教室で開催します。なかなかのお値段ですが、よろしければご検討ください。 「創世と歴史」「魔法と異能」「怪物と異種族」というテーマでやります。 リモート受講もできますよ。

あー、明日の講義の準備、やっと終わった……と思ったら3時半! 仕事なんかできないよねー。じつは今日が仕事の締め切りだったのだ。何度も伸ばした締め切りなので、なんとかしたかったのですが、すいません。どうなるんだろうね。ストレスで胃に穴が開きそうです。まあ、みんなそうか。

ちらし寿司なら鴻巣市だろう

あらためて北野勇作さんはすごいなあと感じ入る記事。僕には北野さんみたいなマイクロノベルは到底書けなくて、だから自分なりにチャレンジし続けているんだねどね。

これは京都水族館のスタッフさんに話を聞いてた時に「話の途中ですがオオサンショウウオが口を開けている! レアですよ!」と推されたので慌てて撮ったオオサンショウウオの口内。センシティブかもしれない。

『星の国のアリス』というめちゃくちゃまえに書いた本をこないだ家のなかで探してて、思わぬところにあったので、なーんだこんなところにあったのか楽勝じゃん、と思っていたが、今その「思わぬところ」がどこだったのかわからなくなり、二時間探して、結局古本を注文した。

「当たらんといて」と言おうとして「アトラン大帝」という、なんのことかわからないがかっこいい名前を口走ってしまった。おそらくアトランティスの王だろう。

田中啓文さんの「禍記」が家の中のどこにも無い・・・しゃあないから買おうと思ったらどこにも売ってないという・・・

ツイッターは宣伝だけと決めてたのに、うっかり書いてしまった。 今、チンパンジーがひとを襲う小説を書いていて、こんなんまえに書いたなあと考えてたら、デビューまえに書いた「五郎とゴロー」という中編だった。手術で麻薬を体内に埋め込まれ、密輸に利用されていたテレビの人気もののチンパンジーが人間に復讐する話。まだ、原稿用紙だった。

『ドリーム・シナリオ』を観た。 「世にも奇妙な物語」でもこれと同じ題材(ネットミーム「This Man」)を扱った「夢男」という短篇ドラマがあったなあと思って調べたら邦画に「THIS MAN」という同じネタの映画が去年あったみたい。評判は良くないようだけど。と云うわけでこすられまくったネットミームをどう料理するかということですが、面白かったなあ。  世界中の人間に突然現れた夢の男、というのをモンスターとせず、夢見られる方の人間を主役とした不条理な物語に仕上げているのがまず良い感じ。ネットミームのアレが主役ってことは、特徴のないちょっと薄毛の眉毛濃いめの中年が主役ってこと?1/4

ツイッターというかXについて、イーロンよ、おまえがその気ならこっちも凍結されるまで好き勝手にタダで利用させてもらうぜ、という気持ちでいたのだが、そうもいかない感じになってきた。でも、小林さんが亡くなったときにツイッターがあって本当によかったとは思ってます。

『民族の祭典』を久々に聴いて「イヨマンテの夜」でぼろぼろ泣いたがなんで泣くのか。20年位前カラオケでこの曲歌ってたら客席の菊地秀行さんが「田中さんはどうしてこんな歌知ってるの?」牧野修さんが「巻上公一さんの『民族の祭典』というアルバムがありまして…」と説明してるのが聞こえて面白かった。

今日考えたけど結局いろいろな理由で使わなかったネタ(よく調べると既出というのが多いです)。 ・ごんぎつねは死ぬとゾンビつねになる。 ・お味噌なら早歩き ・ブロンソンの蕪村論 ・銀二のアニキはもういねえんだ。こいつは銀二なき戦いなんだ。 ・キューピーの狐 ・持ってきてくれてたのはごんでしょ? 知ってたよ。だって、ほら、ごんはまじめ人間だから。それをいうならはじめ人間では。 他にもあったけど忘れた。まあ、使えんわな。

猫の日だそうですが、その昔書いた連作ホラー短編集に『ネコノメノヨウニ…』(集英社)というのがあります。ジュブナイルなのですが、倉阪さんにそのなかの一篇「火盗り蛾」というのを、「あんなもん、『コバルト』に、よう書いたな。めちゃくちゃや」と言われたのを覚えてます。たしかにほかのも、フィラデルフィア実験の話とかとても「コバルト」に載せるような話ではなかったですね。編集部ウケはよかったのですが、もちろん全然売れませんでした。https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?jdcn=08630041944528000000

リアノン・ギデンズのインタビュー公開です リアノンが「バンジョーとはどんな楽器なのか?」を語ると、それはそのままアフリカ系アメリカ人の音楽史の解説になる バンジョーについて語ることは白人と黒人の関係を語ること。めっちゃくちゃ刺激的なインタビューだと思います。 今年の僕のベスト仕事のひとつになるでしょう 🪕Rhiannon Giddensが語る、黒人にとってのバンジョーと本当のアメリカ音楽史、『COWBOY CARTER』の衝撃 rollingstonejapan.com/articles/det...

ごんぎつねは死んではおらぬ。薩摩に落ち延び、再起を図っておる。「兵十」というのは「丸に十の字」という薩摩藩の紋を掲げて兵を挙げる、という決意を示しておるのだ。

来週発売です。 www.amazon.co.jp/%E6%83%91%E6...

まえにも書いたけど、メルカリに出品されてる本(マンガも含む)やゲームの作者が田中啓文になってることがしょっちゅうあって、今日は「悪童日記」の翻訳者が田中啓文になっていた。たぶんアホのAIかなにかに勝手に出品させているのだろうが、気色悪いなあ。

『アマチャ・ズルチャ』に続く第二短編集出版を何とかしなくちゃいかんなあ。期待してる読者がいるんだから。出してくれる版元がねえ…

今朝、目が覚めた途端、「マジンガー憎けりゃ大魔神まで憎い。ドクター・ヘル心の俳句」というフレーズが浮かんだのだが、あれはなんだったのだろう。

貧乏神あんど福の神 死神さんいらっしゃい (徳間文庫)⁣ (田中啓文⁣) が、Kindleストアで予約開始されました。金曜配信。 5leaf.jp/kindle/B0DVX6C4FG/#a...

貧乏神あんど福の神 死神さんいらっしゃい (徳間文庫)⁣ (田中啓文⁣) が、紀伊國屋電子書籍ストアで予約開始されました。金曜配信。 5leaf.jp/kinokuniya/dsg-08-EK...

なんという政党か具体名は言えんから政党某とか政党Aとか呼ぶことにしよか。政党某A。

第25回本格ミステリ大賞評論部門の候補作に、拙著『日本の犯罪小説』(光文社)を選んでいただきました。光栄です。本格というジャンルとは無縁ではないものの、犯罪小説という別の視点から作品群を論じておりましたので、この賞にノミネートいただけたのは意外でした。ありがとうございます。

塚本晋也の『鉄男』を久々に見ていた。叶岡伸の眼鏡の女がヤツに乗り移られてから田口トモロヲに襲いかかって死ぬまでの撮影、演出、演技、編集がどれも完璧すぎるな。

漫画生活40年め企画|河内実加|pixivFANBOX ようやくUPできました… よろしくお願いします! これ、『漫画家生活』にするべきだったろうか… デビュー前も漫画描いてたんだし… macamica.fanbox.cc/posts/933708...

楽器屋でテナーを修理してくれと言ったら、「このテナーはパナソニック社のやつでしょ。そんな会社、とうに分割されて、もう電波は出ていませんよ」とけんもほろろだったので、そうか、パナソニックのサックスはもう使えんのか……と思ったところで目が覚めた。

東京から今帰ってきたのだが、諸事情から二日間飲まず食わずだった。空腹のせいで目のまえに(なぜか)吉野家の牛丼の幻影がちらついた。翌朝、某小学校での落語会に向かう道の途中に吉野家があったので「これだ!」とただちに入店し、「並!」と言ったら持ち帰り専門店だった。小学校に牛丼を持っていくわけにもいかず断念。まあ、こういうときもある。 どうでもいい話すぎるな。

『トワイライト・ウォリアーズ』("九龍城寨之圍城")観てきました。よかった。 最初から最後まで、大量のおっさんが大量のおっさんを殴ったり刺したり斬ったりする映画です。最高。 ただただ、殴る、殴る、殴る、刺す、殴る、蹴る、殴る、斬る。   これじゃよ。 こういうのがいいんじゃよ。   ルイス・クー演じる龍捲風という床屋のおっさんが最高にかっこいいなあと思いながら観ていたら、出てくるおっさんたちが、皆々、ことごとくかっこい。フィリップ・ン演じる敵役の王九までかっこいいって、エンタメ的に完璧じゃないですか(最終決戦での派手な服が素敵) www.youtube.com/watch?v=ACDd...