原発事故後のマスメディア情報による混乱、2013年以降の政権交代後政府による原発推進強化もありましたが、それとは別に(何となくも含めた)反原発派と原発推進派との対立も長く続きました。

複雑な問題構造と感じつつ、HPVワクチン対立とも似ており、プロパガンダの一種なのか、それに類する概念名があるのかが気になっていたのですが、「アストロターフィング」と呼ばれる手法が術語化されていると知り、昨今の社会問題に抱いていたモヤモヤがスッキリしました。(原稿書かないと……)

草の根運動を偽るインフルエンサー自身、ないしは「信者」がスケープゴーティングに関与して世論を誘導するのもアストロターフィングですね。
Reposted from あいだしん
《そうした仕組みを学んだ学生たちは、例えば遺伝子組み換えを推進する“草の根グループ”の話が出たら、即座に「アストロターフィング」のことを思い出すだろう。アストロターフィングとは、1990年代に大手農薬・除草剤メーカーのアストロターフがPR会社に金を払い、自発的な草の根運動に見せかけて自社に有利な意見、主張を拡散したことから名付けられた手法だ。》

SNS インフルエンサーのファンコミュニティの中で先鋭化した一部のファン「信者」は、「推しを守る大義名分」として、批判対象をスケープゴート化するのを躊躇わなくなる。

「信者」を使って間接的にアストロターフィングに加担させるインフルエンサーもいそう。

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