\お昼の暇つブシ/

今日は鰹節のうまみ成分「イノシン酸」について。

イノシン酸は鰹節の代表的なうまみ成分ですが、これは肉類にはたいてい含まれてる成分です。

というのも、これの元となっている物質は細胞内にあるATPという物質で、これの合成・再合成によって生き物はエネルギーを生じさせています。

このATP、生き物が死んでしまうと再合成することなく分解のみが進んでいくことになるのですが、この過程で生じるのが「イノシン酸」です。

魚は腐りかけがうまいなどと言われますが、これは上記のように絞めた後からうまみ成分への分解が始まるためです。

ちなみにうちのキャラの一人の名前の由来がこれです。
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