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文学教師。主な著書:『ラテンアメリカ主義のレトリック』『映画に学ぶスペイン語』『テクストとしての都市 メキシコDF』主な訳書:アレホ・カルペンティエール『春の祭典』、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』『第三帝国』、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』、エドゥアルド・メンドサ『グルブ消息不明』、セサル・アイラ『わたしの物語』『文学会議』、カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』その他。
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Prolific Poster

大学図書館を通じて他大学から取り寄せた本を見開きで読み取れるとはずのスキャナで読み取った。これまでも何冊かこうしてスキャンしてきているのだが、ある程度のページ数のある完全にストレスなしにスキャンできるものというのは、やはり、なかなかないものである。今回は特に判型も大きいものであったし、借りた本だから乱暴にページを開くこともできないし。

昨年末の限定公開時にはインフルエンザで行けず悔しい思いをした『トレンケ・ラウケン』が、一般公開とのこと。嬉しい。 weekend-cinema.com/75778

メモやパラグラフを書きためて文章を作る準備をするわけだが、ある程度短い文章だと一気に書けそうな気がして、メモも取らず、頭の中で考えるだけだったりする。困ったことに、それでうまくいくことがある。うまくいくことがあるから、それでいいと思ってしまうことがある。本当はそれではいけないのだが。

埼玉県立近代美術館に行ってきた。フェルナンド・ボテロがお出迎え。「メキシコへのまなざし」展。埼玉県はメキシコ州と姉妹協定を結んでいるのだ。 www.instagram.com/p/DGNChZ6yYE...

亡くなった祖母に新聞に写真載るようなことはしたらだめよ、と幼い頃によく言われましたが、今回ばかりは許してくれるでしょう。 拙著『翻訳とパラテクスト』(人文書院)で読売文学賞(評論・伝記賞)を受賞しました。 奈倉有里さん、斎藤真理子さんと同時受賞で喜びもひとしおです。

『族長の秋』が新潮文庫版で復刊。うわさ通りであった。僕は既に集英社文庫の2タイプ持っているのだが…… bit.ly/3WGMoNb

大学院生のころ、映画字幕のための翻訳を毎年何本か請け負った。下働きだ。バイトだ。僕の訳を基に字幕製作者が字数を整えて字幕にする、そういう仕事。友人たちとそういう仕事を分けあっていた。スペイン語圏の映画は撮影現場での変更が反映されていないことが多いので、送られてきた台本と、実際の作品との異動を確認しながらの仕事だ。僕がはじめビデオ・デッキを買ったのは、そうした仕事の必要もあってのことだったと思う。  あるとき、ビデオ・デッキを持たない友人がある映画の翻訳のためにビデオを確認したいからといって家にやってきて、2人で見た。不思議な映画だった。それがアルモドバルの『マタドール』だったのだな。

『ユリイカ』2月号のアルモドバル特集が届いた。ここに『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』論を書いたのだ。背後に横たわるヴァージニア・ウルフの影について。  写真奥はその原作小説。翻訳がほぼ同時に出版されたのだ。ここからも引用している。 www.instagram.com/p/DFM3-MhyR-...

〈お知らせ〉 みなさま、この度〈10代がえらぶ海外文学大賞〉という賞を設立することにしました。 対象は前年に翻訳出版された、10代が主人公の海外文学ならなんでも。くわしくはサイト等をご覧いただければ幸いです。 応援していただけたら嬉しいです!

今日の授業ではテクストにビートルズの "The Fool on the Hill" が引用されていた。念のため学生に知っているかと訊ねたところ、恐れていたとおり知らないと答えたので、時間もあったことだし、聴いた。Apple Music のライブラリにアルバム(『マジカル・ミステリー・ツアー』)ごと読み込んであったので、こういうときに助かる。

書影と目次が出たので改めて。『ユリイカ』のアルモドバル特集に「横たわる女、あるいはヴァージニア・ウルフ・コネクション」という文章を寄稿したのだ。もうすぐ発売。映画はもうすぐ封切り。 bit.ly/3C90XSD

今日は朝からこんなものをいただいて上機嫌なのだ。 www.instagram.com/p/DErFOFvSJj...

『ユリイカ』2月号アルモドバル特集号がもうAmazonで予約できるようになっていた。ここに最新作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』論を書いたぞ。読んでね。映画も観てね。すてきだぞ。そして原作小説も同時期に翻訳がでる。これもすてき。 bit.ly/3C90XSD

既に〆切りも過ぎているので授業のないこの時期に何が何でも書かねばならない原稿が数本あるわけだが、そんな時期にインフルエンザに罹患するなどして踏んだり蹴ったり。とはいえ、少なくともひとつは先週のうちに仕上げてほっとしているのである。ペドロ・アルモドバル論だ。というか、『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』論。  原作小説は映画公開のころ(来月中旬)、映画と同タイトルで出版される。なかなか面白い。シーグリッド・ヌーネス。発見である。

もう本当に、これのために苦労しました。まだ苦労しています。『初歩のスペイン語('25)』放送大学。ここ20年ばかりほとんどスペイン語の授業はしておらず、したがって最初、何を書けばいいかわからず、ブロックがかかってしまい、〆切りに大幅に遅れ、円形脱毛症になり、それでもまあ、どうにか仕上げ、例文など、ペアになるメキシコ人の先生と何度もチェックしたはずなのに、収録途中でいろいろと書き直すはめになり、だから正誤表がはさまれることになると思う。  が、ともかく、できた。あと一回で収録も終わる。  ラジオの授業だ。 www.instagram.com/p/DEHfnFsyX5...

インフルエンザに罹患したもよう。前回インフルエンザにかかったときには(1998年秋)5日昏睡し(金曜の晩に寝て起きたら水曜の晩だった)、ギラン-バレー症候群にかかったのだった。こうして世界中に発信しておけば、たとえ目が覚めなくても、3日めくらいには誰かが気づいてくれるかな?

駅前でキハチのビュシュ・ド・ノエルを売っていたぞ。 www.instagram.com/p/DD7EQVFSB2...

日曜の昼間から劇など観てきたのだ。栗山民也演出になる『血の婚礼』。最終場をしっかり展開していたこと、花嫁やレオナルドの妻に原作以上に声を与えているようであること、などには好感を持てたのだ。母親役は秋山菜津子。月と乞食のシーンもよかったかな。月は男(谷田歩)だったけど。 www.instagram.com/p/DDl5kbFSQ9...

僕の大好きな映画館・新宿K's Cinemaで僕の大好きなパトリシオ・グスマンの映画『私の想う国』について語るぜ。みんな、来てね。 x.com/Watashino122...

午後はフアン・ガブリエル・バスケス『歌、燃えあがる炎のために』(久野量一訳、水声社、2024)について語ったのだ。10人ばかりで。9篇からなる短篇集を。

『神奈川大学評論』107号。ここにちょっとした文章を書いたのだ。 www.instagram.com/p/DDOQ7i4vioQ/

古いフロイトの本を開いたら、印刷の裏紙を使ったメモが数枚出てきた。フロイトの本についてのメモではない。どうも独立期のイスパノアメリカの言語的闘争について書いてある本らしい。これ、何の本だろう? 書名を書いていないのが悔やまれる。主要部分は今ではほとんど内面化して概論として授業などでも繰り返している中身なのだが、一部は失念していた内容。あらためて本を探さねば。  でも、ところで、なぜこれをフロイトの本にはさんだのだろう?

前任校であり母校でもある東京外国語大学の学園祭、通称・外語祭は11月末の連休を含む5日間開催されるのが常である。今日はその4日目。勤労感謝の日が土曜や日曜に重なると日程的には巡り合わせがよくないような気がする。それはともかく、久しぶりに行ってきたのだ。外語時代の教え子に呼ばれて、久しぶりの外語祭。今日が4日目。penúltimo día.  www.instagram.com/p/DCtaDxwSaR...

定員は5人だそうだ。ここでは授業はできないな。@東大本郷キャンパス www.instagram.com/p/DCjPKA8SMI9/

悪いことは言わない。パトリシオ・グスマン『私の想う国』を観ることだ。 bit.ly/4fDZrWR

昨夜は『ペドロ・パラモ』を観たのだ。 bit.ly/4hFJcu7

実は今日は僕にとっては有給休暇の日。休暇を満喫してきたぞ、と。 bit.ly/4fyHwB0

このところの活動報告。昨日は『百年の孤独』を語ったのだ。 bit.ly/4edEYal

アルモドバル『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』に原作があるとは知らなかった。作者はSigrid Nunez 。ヌニェスではなく、ヌーネス。「シークリット」および「シーグリッド」の表記で邦訳が3作ほどある。アマゾンのレビューでは引用が多いだの読者が近寄らなければいけないだのと悪し様に書いている人がいる。なるほど。面白いじゃないか。今回も決して安楽死するものの話とは言わないほうがいいだろう。安楽死に対して周囲がどのように対処するか、それが問題だ。が、安楽死するものを実に印象的に描きもする。ヴァージニア・ウルフやらジェイムズ・ジョイスやらがほのめかされ、引用される。 bit.ly/4egYfYA

今期の授業でPaula Klein, LAS BRUJAS DE MONTE VERITÀ (Lumen, 2023)というのを読んでいる。『モンテ・ベリタの魔女たち』。20世紀初頭、イタリア系スイスのアスコーナの山にできた菜食主義・ヌーディストたのコミュニティに惹かれ、それを調べる女性を描いた小説。ダフネ・デュ・モーリアにも「モンテ・ベリタ」という作品があるとのことだったのだが、当初、短篇で表題作ではないのでうまく見つけられなかったのだが、現行のものだと『鳥』務台夏子訳(創元推理文庫)に収められていることを知り、手に入れたのだった。

僕が所属する東大文学部の現代文芸論研究室では毎年秋に大学院生を中心にした研究会を開催している。今年はその第9回。そしてその研究会の後半には外部の方の公演やらミニシンポジウムなどを企画している。  今年は『百年の孤独』文庫化企画。「文庫で読む『百年の孤独』:今読む意義」。野谷文昭、久野量一、棚瀬あずさ3氏の話をうかがう。ぜひ。 www.l.u-tokyo.ac.jp/genbun/news2...

石破茂はデモ行進をテロ呼ばわりした人間である。忘れろと言われても忘れることはできない。高市早苗は総務相時代、電波法をちらつかせてメディアを脅迫したヤクザである。そのくせ民法のバラエティ番組などに出ると男性大物(?)タレントに猫なで声で媚を売っていた。そのおぞましさたるや、これも忘れ難い。ひとつの地獄がもうひとつの地獄を上回っただけのことだ。

単なる鳥の名前に、なんだか妙に最近の言葉っぽい(一般名詞の)俗な訳語を充て、ろくに辞書・事典類も引かずに(だっていちばんスタンダードとされる辞書に正しい定義が載っているのだから)的外れな、間違った原語解説の訳注を入れている翻訳(しかも序文の1ページ目)などに出会うと、朝からゲンナリするのである。確かに大筋に関係するほどの重要な要素ではないけれども、原作者がわざわざ原注をつけた遊び・くすぐりの箇所なのだから、それくらいの目配せには気づいて欲しいものである。

よくあるシングルまたはセミダブルのビジネスタイプのホテルの部屋にTVは必要だろうか? あれがないと机がもう少し広くなるのだけどな……と思いながらもNHKの「クラシック音楽館」を流しているわけだが(いや、つまりそれはNHK+でiPadで流してもかまわないのだよ)。最近はそれができるのだから、せめて壁掛けにするといいのではなかろうか。  でも大抵のホテルにはエロチャンネル視聴用のカードが売ってたりするんだっけ? 利用する人ってどれくらいいるのだろうか? でもまあエロは強いのかな? 僕は利用したことがない。ホテルのフロントにコントロールされているような気がするじゃないか。

ギターとチェロのデュオを聴きに行ってタッターソールのシャツを買った罪悪感にさいなまれたぜ。 bit.ly/3XadprL

こんなことやります。敬愛する旦敬介さんとガルシア=マルケスについて語る夜。小さなスペースなので、早めのご予約を。 www.bousingot.com/info/soiree/...

こうやって仕事をしているのである。 bit.ly/3YEj5Nj

品切れだった思潮社海外詩文庫の『ペソア詩集』重版だそうです!!8月! www.shichosha.co.jp/editor/item_...

 僕も浮かれて(?)買ってしまった。『百年の孤独』文庫版。  いや、もちろん、「浮かれて」ではなく、仕事の必要上からだけど。

先週の水・木・金と母の見舞いに行き、懐かしい友人たちと飲み、金曜の帰京直後には大学時代の友人たちと食事、土日が学会で土曜の晩は懇親会からの二次会、月曜は通常2コマの授業のところリレー講義の担当回で大江健三郎とメキシコについて話した。  授業後、猛烈に腹が減り、そば屋でビールに天ぷらでも食いたいものだと思ったのだが、そば屋どころかどんな飲食店の前を通っても入る気にならない。気づいたら空腹ではなく、あるいはあまりの空腹のために胃酸過多になっていたのだった。  で、火曜は胃の痛みを抑えつつ授業、水曜の夕方になってやっと少しおさまってきたという感じ。

NHKの『サラメシ』という番組があって、僕はこれをたまに見て腹を空かしているのだが(今より20Kg近く体重があったころ、贅肉を落とすには腹を空かさねばと思って、この種の番組——夜にメシを見せつける——を見るようになったのだった)、さきほど、霊柩車を作る会社の人が紹介されていて、「好きな有名人」の欄に「ニーチェ」と出ていた。  ニーチェである。「好きな有名人」なのである。ニーチェ。  さすがに人の命に関わる仕事をしている人である。と、なんだか感心してしまった。  同じ職場の別のもっと年配の人の「好きな有名人」がピンクレディーだったときには、なんか少し安心した。

You Tubeをほとんど音楽プレーヤーのように使っている(Victor EX-DM10にBluetoothで繋いで聴く)が、だからといってYouTubeMusicのアプリが役に立つわけではない。

悪夢の時代が終わりつつあるのだと思いたい。