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Prolific Poster

文化博物館でBuñuelのLos olvidados (1950) を観る。終了後に"second ending"も上映されたが、いくらなんでもそりゃないぜという終わり方で、Buñuel何考えてたんだろうと怪訝に思ったが、実はプロデューサーのOscar Dancigersが保守層からの批判を恐れて、こっそり撮ったものらしい。それで納得。 www.youtube.com/watch?v=BUPL...

俺の母親は若い頃、曽野綾子を愛読してたそうだが、だんだん嫌気が差して来て、田辺聖子等を読み始めたそうだ。正しい方向だと思う

『田中小実昌 哲学小説集成 Ⅰ』の書評を書きました。今週の土曜に、毎日新聞に掲載される予定です。

Problem ParadiseのHPで「今月のプロブレム」3月分を出題しています。たくさんの解答応募をお待ちします。 problem-paradise.com/2025/03/03/p...

コミさんの『コミマサ・シネノート』を読み返していたら、「田舎っぺ」というコトバに「ヒルビリイ」とルビがふってあるのを発見した。ハハハ。ざまあみろ。

田中小実昌『くりかえすけど』を読んでいると、流しのマレンコフの話がちょこっとだけ出てくる。コミさんの一歳下だったらしい。わたしも新宿の「ナルシス」で、マレンコフのアコーディオンで歌ったことがある。ディケンズの小池滋先生と一緒だった。

田中小実昌『コミマサ・シネノート』を読んでいる。たぶんこれで3回め。コミさんの本は、読んだことをすっかり忘れてしまうので、時間を置いて読み直すとそのたびにへえっと思い、また忘れる。映画本で間違いなく3回以上読み直しているのは、これと、和田誠『お楽しみはこれからだ』、中原昌也『エーガ界に捧ぐ』、蓮實重彦『シネマの煽動装置』。

「ナボコフ入門」でThe Real Life of Sebastian Knightを読んでいると、この小説について、研究書ではないような本を書きたい気になってくる。20章あるので、それに合わせて1章ずつ読み、20章+まえがきとあとがきという構成。そう考えると、簡単に書けそうな気がしてくるから不思議(困難は分割せよ!)。初めて読んだナボコフだし、しかもいちばん好きなナボコフ。論じるネタは山ほどある。生きているうちにぜひやっておきたい仕事。できれば翻訳も。

本日の「ナボコフ入門」と「詰将棋入門」の録画をファイル置き場にアップしました。

つみき書店さんから、『チェス・プロブレム入門』が完売したというという連絡が来ました。わお! ごくわずかですがわたしの手元に残っていますので、買いそびれたよという方は、ぜひProblem ParadiseのHPで出題している「今月のプロブレム」に解答をお寄せください。そちらで解答参加賞として出しておりますので。 problem-paradise.com

将棋世界の懸賞詰将棋、12月号の分まで渡す。担当を始めたのが2016年1月号で、これで予定していた10年間120局(実際には誤植再出題があったけど)を無事完走したことになる。詰将棋を作るのはそれこそ呼吸したり食事したりするようなものなので、もし生きていれば、もう10年やることも可能かもしれないが。

Clearly maintaining the White House dress code is very important

7月5日から12日までルーマニアのAlba Iuliaで開催される世界大会のHPが立ち上がりました。誰でも(プロブレムを知らない人でも!)参加できます。わたしは毎年この大会に行くために生きているようなものです。楽しいよ。行ってみたいという方は若島までご連絡ください。 wccc2025.wfcc.ch

今日はうちの嫁さんのお受験の日。「知らん単語ばっかりで、さっぱりわからんかった」と言いながら帰ってきた。「気晴らしに、昼から映画観に行ってくるわ」。

DOGEの職員ら20人以上が抗議の一斉辞職。AP通信のスクープ記事から抜粋して記録。 Federal technology staffers resign rather than help Musk and DOGE apnews.com/article/doge... イーロン・マスク率いる「政府効率化省(DOGE)」の職員20名以上が、2月25日(火)、トランプ政権のやり方に抗議する共同辞表を提出して辞職した。共同辞表には「我々は米国民に奉仕し、大統領政権を越えて憲法への宣誓を守ることを誓った。しかし、もはやそのような公約を守ることができないことは明らかだ」と記されていた。

Gene Hackmanが95歳で亡くなったことを知る。大学生のときに観たScarecrow (1973) は、わたしにとって「死ぬまでにもう一度観る映画」のリストに入っている一本。 www.youtube.com/watch?v=qWwZ...

"Today the leader of the free world presided over the first full Cabinet meeting of his new term. Donald Trump was there, too," says @chrislhayes.bsky.social.

Great to see the American Academy of Arts and Sciences giving its Award for Excellence in Public Policy and Public Affairs to Dr. Anthony Fauci! www.amacad.org/news/fauci-e...

何度でも、何度だって言うよ。 日本学術会議は我が国の優れた研究者で構成され、世界も認める伝統ある科学アカデミーです。 それを「特定政党に支配された偏向した集団」などと決めつけるのは、極右の論客とネットの歪曲された情報によって誘導された危険で誤った認識です。 #日本学術会議

この狂いまくった動画,トランプ自身がSNS Truth Socialの投稿。 アメリカの金と兵器でイスラエルが破壊し尽くしたガザが金ピカのリゾートに変貌した近未来。楽園のビーチでマスクが狂喜乱舞して,トランプは豪華なディナーパーティー。巨大なトランプの金(どうせメッキだ)の銅像が街に建つ。 まったく人間の心を持っていないやつらだ。

3月以降の読書会などの予定です。すべてzoom使用。いつからでも、誰でも参加できます。会費は無料。参加希望の方は、この投稿にリプライを付けてください。DMでご返事さしあげます。

偏愛する作家の短篇選集の翻訳を1本あげる。これが10本あるうちの5本めで、ちょうど折り返し地点。来年にお目にかけられるように努力します。

【新刊】『ゆきてかへらぬ 田中陽造自選シナリオ集』 (田中陽造著) x.gd/B7pOJ 『セーラー服と機関銃』『ツィゴイネルワイゼン』などの名脚本で知られる田中陽造、初の作品集がついに刊行。新作『ゆきてかへらぬ』ほか自身で選んだ決定版傑作選、全9篇収録。自作解題つき。

ドーキーアーカイブス、やっと監修者でもある横山茂雄=稲生平太郎せんせいの訳で『ライオンの場所』が出るんですね……(確か大昔の『幻想文学』誌に抄訳が載っていたはず)

For the US to side with Russia and North Korea to oppose a UN resolution condemning the illegal invasion of Ukraine defies all common sense and adds insult to the countless injuries suffered by the brave Ukrainian people. edition.cnn.com/2025/02/24/p...

"見世物小屋から逃げ出した一頭のライオン それをきっかけに異形の〈天使〉たちが降臨し平穏な田舎町を恐怖と混沌が襲う――『ナルニア国物語』の作者C・S・ルイスに多大な影響を与えた希代の幻視者ウィリアムズによる幻想小説の傑作!" 〈 「霊的小説」の極北――オカルティズムとキリスト教神学が混淆し、魔術的想像力と超越的ヴィジョンが炸裂して、不可視の世界がここに現前する 〉 横山茂雄 チャールズ・ウィリアムズ/ 横山茂雄 訳/ 若島正, 横山茂雄 監修 『ライオンの場所』 www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784...

ある出版社から、チェスで新書を書かないかというお誘いがあり、ずっと悩んでいる。問題は、(1)チェス・プロブレムの話なら書けるが、チェスの話は書けない(チェスについて語る資格がない)、(2)チェス・プロブレムの話は新書では書けない(数時間で読み飛ばせるものにはならないし、実用書でもない)、という2点。そうは言っても、チェスのプロモーションの機会があるなら最大限協力したいので、どうしたものか。

日本語も出てたので貼っておきますね。重要な部分の抜粋です。 「英国やフランス、日本など93カ国が賛成した。米国やロシアなど18カ国が反対し、中国やインドなど65カ国が棄権した。」 つまり、中国やインドなどよりもちゃんとした形でロシアに寄り添う事を米国は選択しました。 www.nikkei.com/article/DGXZ...

自覚できる老化現象のひとつとして、言葉が思い出せないことがある。今日も「ポリデント」が一瞬浮かばなかった。そうやって忘れていく言葉を書き留めておくファイルを作ろうかなと思っている。そのうちに、「ほれ、あれなんやったかなあ、ナントカいう作品集で有名な人、ほれ、あの……そや、看寿や!」ということになるかもしれない。

古書で入手したComins MansfieldのAdventures in Composition (1948) を読んでいる。チェス・プロブレム(この場合はMate in 2に特化)の創作過程を書いたもの。なるほど、プロブレムはそうやって作るのか、と大いに参考になる。おもしろい。詰将棋には類書がないのが残念。こういう本を書きたいな、と思ってしまうので困りますね。

「チェスなんて簡単なゲームさ」というElon Muskの話を聞いてゲラゲラ笑うHikaru Nakamura。 www.youtube.com/watch?v=hi5y...

これってNew Worldsの最終号(経緯は『新しいSF』の野口幸夫の感動的な解説にある)なので、単純に悪意じゃなくいろんな思いがこめられてるんじゃないかと思うわけですが。

オルダス・ハクスリーが想像したテクノファシズム→「世界統制官」によって無料のドラッグとセックスの機会が豊富に与えられ、人民は弛緩した無思考の状態にとどめられる。 実現したテクノファシズム→イーロンから「お前は今週どんな成果をあげた」というメールが毎週送られてくる。

殊能センセーのディッシュ「天使の翼から落ちた羽根」レビュウ。  ……という「一杯のかけそば」のような話。賭けてもいいが、絶対、悪意で書いている。あまりにひねくれているため、一回転してしまい、一見すると普通のいい話にしか見えないという超絶短編。  ディッシュの悪意は読者にも向けられている。この短編の初出はNew Worlds Quarterly 2である。前衛SF好きの読者がこんな話を読まされたかと思うと、笑いが止まらない。 『殊能将之読書日記』より

たしか殊能将之さんがこれを「一杯のかけそば」と評していた記憶があって、それを引用させてもらいました。

今日の読書会で若島先生が言及していたThomas M Disch, “Feathers from the Wings of Angel” (New Worlds, March 1971) が気になったので読んでみた(Internet Archive で入手可)。んんんー、なんだこれは??確かに著者ディッシュの尋常ではない底意地の悪さを考えるとこれが単なる「いい話」とは考えづらいのだが、とはいえ作中に「これは皮肉ですよ」というようなことを暗示する記号も一切出てこないので、そのまま読もうとすると文字通りに受け取るしかない。なんだろう、これは。

13金、同玉、25桂、12玉、13歩、11玉、21角成、同玉、 24飛、23角打、同飛成、同玉、12歩成、同玉、13桂成、同玉、 31角、12玉、22角成まで19手詰 これも「積み崩し」の練習局。5手目13歩のところで45角が有力な紛れですが、34歩合という受けがあって失敗します。

誰でも気軽に取り組める、Bluesky専用の「青空詰将棋」です。新井大輔さんから投稿をいただきました。感想を歓迎しますが、コメントには解答を書かないように。正解は次の出題時に発表します。

本日の「海外SF短篇読書会」と「Gene Wolfe読書会」の録画をファイル置き場にアップしました。なお、3月の最終日曜はわたしが東京滞在中のためお休みになります。4月の短篇読書会はBarrington J. Bayleyを読みます(作品は未定)。

今日の読書会はDischの"The Asian Shore"ということで、拙訳をぱらぱらめくってみたのだが、意外なことにわりと出来がいいような気がする。昔の仕事はすっかり他人の目で眺めてしまうようになってしまったが、こんなふうにいい線行ってるじゃないのと思うことは珍しい。

世田谷学園中学校の受験対策は、うちの読書会に参加すること?