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chihiroparis.bsky.social
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二人が長いキャリアをかけて辿り着いた至高の表現をなんとしても残したく、久しぶりに熱く書き留めてしまった。このバレエ作品がここまで奥深かったとは。人が人生を賭けて築いたキャリアの集大成を見る喜びを深く味わった。と同時に、畏敬の念しかない。 そんな人が世界中のファンのアイドル的な扱いにも嫌な顔せず気さくに応じるんだから、バレエの観客層を広くした真の貢献者の一人であるよ。
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昔いくら好きだったからって自分をひどい態度で振った男が今度は言い寄ってきたからと、あんなに迷うものかね、と以前感想を書いたことがある。なるほど、あの迷いにはもう少し深い理由があったわけか。 そんな二人の心の揺れを、3幕のPDDでは、引く、押す、身を投げ出す、受け止める、とリフトを多用することで視覚的に表した名振付に今回はいつになく納得した。 圧倒的身体能力で押してくるアプローチもクランコらしくて好きだが、40を超えた二人の今回の深い人物描写による物語は二人にしか成し得ないものだった。 記録。最後のPDDで出てきた時には、前の場面で涙を流していたのかマチューの左頬には涙の跡が既にあった。
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これを踏まえての3幕の、見栄ゆえに後悔多し人生を嘆くオネーギンの姿なのだ。その大きな一つがタチアナであり、そこにドラマはスポットを当てる。なんとも人物造形が深く、これが彼のキャリアの集大成なのか、と感慨深く見入った。 そうなると、リュドミラ演じるタチアナの迷いも際立つ。 昔片想いをしていた男が自分が華やかになった頃に今度は言い寄ってきた、という安っぽい話でもない。二人が多少なりとも1幕で心が交わったと感じたからこそ、彼女は昔フラれた男が言い寄ってきて心が揺れるのだった。
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意外だったが、この辺りの細かい解釈が、3幕でとても効果的だ。社交界の花となった彼女を見て後悔する、という流れでは時に行き当たりバッタリな馬鹿な男にしか見えないオネーギンだが、元々プライドを外せば奥底では彼女に惹かれていたことがマチューのオネーギンからは感じられ、よりドラマチックだった。 男の見栄とそのくだらなさはこのバレエ作品は本来それがクランこのテーマなのでは、というほど強く描いているもののはずで、レンスキーの決戦前に迷いを見せるソロと、女たちが来ると威勢を張る姿との対比でそれは明白だが、オネーギンにおいてはタチアナへの1幕の態度がダンサーによってまちまち(に見える)だ。
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マチューのオネーギンは見栄っ張りな男だ。二人でいるとそれなりに楽しそうで、きっとタチアナに惹かれているに違いないのに、人前では突き放す。田舎の娘に惹かれるなんぞ自分のプライドが許せないのだろう。 手紙を彼女の目の前で破る場面では、紙片が落ち半ば暴力的に見える落とし方ではなく、手の中にしっかりと渡すあたり、惹かれた娘に己のプライドゆえに突き離したくなる矛盾した男の苛立ちが伝わってくる。
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リュドミラのタチアナは何度か見ている(マチュー、オードリック)が、これまではその音楽性と技術的な側面での感動が大きかった。今回のマチューのオネーギンとでは心情が豊かに伝わってきて二人の演技に引き込まれた。 文学少女が恋をする。普段内気だが見る夢は大胆(鏡のPDD)、目覚めてすぐに熱い想いを手紙を認める。1幕既にここまでの流れが見事だ。
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さて、というわけでマチュー・ガニオのアデュー公演のオネーギン。「美しくオペラ座を去りたかった」と定年前にこの作品で辞めることを決めたとインタビューにはあった通り、身体の衰えを感じさせず、芸術的には20年のエトワールの経験の積み重ねが感じられる、自身の最高の演技で締めくくった。 「できるだけ普段の舞台のように勤めたい、引退の実感はその後からくるのかも」と語っていたのでできるだけこちらもいつもの舞台を見る気持ちで、平常心で、と思って見ていたが、こちらも4月に引退を控えたリュドミラ・パリエロとの最終幕のPDD前には、これで二人の演技が終わるのか、と感極まってしまった。
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あれだけの方達の前ではコールドがかつてないほどにピリッとしてて最高でした😆😆😆
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ありがとうございますー!長いのでぼちぼちこちらも後から🫶
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微妙に仕様が違いますね!ここに記録したかったのにインスタに上げちゃいました笑
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本当に。
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今日のオプティマど真ん中主賓席は誰かな、と見たらロズリン・バシュロとルグリ。なるほど。 数列後ろに子供を抱いたオードリック。義弟フロリアン、引退したステファン、現役はジェルマンほか。舞台にはルディエール、モーラン、ムッサン、オスタ、アバニャートと往年の相手役も勢揃い。妹マリーヌとの誰とよりも長かった抱擁に涙、最後の最後に控えめに出てきたカルフーニさんを抱きしめる姿にまた涙。 観客にも団員にも愛される大エトワールでした。4月に引退するリュドミラのクラシック最後でもあり、私はそのことの方が感慨深くて。三幕のPDDは経験と年齢を重ねた二人にしか出せない凄みがあった。
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ひどいよね、冷蔵庫って!
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あら2人もですか。 ルグリさん、ディレクターやった人がバレエマスターはやらないのでしょうけど、あの匠の技はぜひバレエマスターとして継承の仕事をして欲しいなと思っていて。一旦年齢的に引退したってことにしてやってくれないですかね笑!勝手に描く理想のバレエマスターチームはルグリ+バール体制🤭
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日本語Wikiの「ボルシチ」の項がいつの間にかすごい充実ぶりで、おそらくウクライナ戦争と関係があるのだろう。
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Le chant de la Terreの男性ジーンズがユニクロでした。マチューも履いてましたよ笑
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そうなんですね〜。ユニクロとダンスといえば前にノイマイヤーの新作の衣装がユニクロで驚いたことが・・・!
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現地行かないといけなかったのだけど仕方なく家からオンラインでその仕事してるよー。いやー、寒さかなぁ、胃腸にきてる。。。まみさんも風邪お大事にね。。。明日から寒波またくるらしくて困ったもんだよねぇ。
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胃腸が痛すぎて途中で引き返す。。。
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えええ、怪我人など出なくてよかった。避難誘導が完璧というのは劇場行くのに安心情報だね。よく訓練されてるのか。